都農を早めに出発して国道10号線を走る。休憩のために道の駅北川はゆまに立ち寄りだ。ここにはちょっと珍しい野菜があるのでそれを買おうというのもある。
それは「せり」だ。せりなんてどこのスーパーでも売っているわけだが、ここには出荷されない短いやつを安く売っている。これをどんとおひたしにするとすごく贅沢な気がするのだ。酢味噌和えにするといいのだがそれが手元にないのが残念だ。ついでにセタイ?をさくで買った。
ここから東九州自動車道の無料区間を走って、かまえICから海に向かってまっすぐ1キロのところに「かまえインターパーク海べの市」がある。ここは海産物中心の直売所とレストラン、きれいなトイレがある。
今日はちょうど天然寒ブリの解体ショウが行われるので、外のテントの下で20キロの寒ブリの解体を寒い風の吹く中を見物した。
寒かったのは調理師の人だっただろう。薄着の上に氷に浸かっていたブリを捌いていくんだもの。手がかじかむと言っていた。最後まで見ていたのはこの試食が目当て。
頭の向こうの大皿に刺身に切ったばかりの大トロと中トロが盛ってあるが、これが試食できるということなのだ。大トロはとろける美味しさ、中トロはしっかりした中に脂の美味しさが感じられる。マグロよりも美味しいぞ。
ここに引き寄せられたのは道の駅で無料配布されている「道の駅旅案内」という小冊子の九州・沖縄版に毎回広告が掲載されているからだ。その中で海鮮丼がリーズナブルに食べられるところに目が行った。
試食の美味しさの余韻もそのままにすぐにレストラン笑魚(waraiyo)に飛び込んで、海の彩り海鮮丼を注文した。
これが1,380円なんだけど美味しくて値段を考えると十分満足だ。レストランの雰囲気もいい。
一番奥側にあるピンク色の貝殻はヒオウギガイでこのあたりの名産のようだ。直売所でも売っている。ピンク色のホタテという感じだ。この貝殻に願い事を書いて、海辺のハート型の枠にぶら下げておくと願いが叶いますよということだそうだ。
いやいや最初にこの貝殻がぶら下がっているのを見たときには、よくある恋人の願いを叶えるなんとか商法かと思った。それなら2枚がきちんと一組になった貝でなかったら、永遠に合わさらないということになるけど、いいのかな?とひとり突っ込んでいたのだ。
レストラン笑魚では海鮮ものばかりではなくこんなメニューもある。
地魚のフライもうまそうだなあ。
ここの海は静かだ。奥深い入り江の奥なので波も静かなものだ。天候もいいし空気は冷たいが陽の差す窓辺は暖かい。
が、そんなにのんびりできない。広島に向かって出発だ!!
だが、もう一つ立ち寄りたいところがある。
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