道の駅「農匠の郷やくの」を出発に当たり、昨日は奥が見事なヤエベニシダレザクラを見ていなかったので、京都府・緑化センターまで行って入り口で奥を降ろした。クルマは少し離れた宝山登山口の駐車場の入り口に停めた。というのは駐車場の入り口に桜の枝が張り出していてキャンピングカーのように背の高い車は入っていけない。通行の邪魔にならないように停めて、緑化センターで合流した。朝早くから見物客が来ている。朝の澄んだ空気の中の枝垂桜もいい。
さあ、これから2日かけて下道で自宅に帰る。今日は蒜山高原の道の駅「風の家」まで行く予定。ここで車中泊して朝一番で産直野菜を買って帰ろうというもくろみ。
ナビに従って9号線を鳥取経由で走る。時間に余裕があるようなので、次々に現れる道の駅に立ち寄りながら、何か名物はないかと物色してみる。
道の駅「但馬楽座」にも温泉があるので、「やくの」で車中泊するかこちらにするか迷ったところだったが、露天風呂がなかったので「やくの」にした。結果的に見事なヤエベニシダレザクラを見ることができてよかったわけだ。
こちらの温泉はビルの中にあるようだ。ビルの1階にはローソンが入っていて便利そうだ。
走っていくとすぐに道の駅「ようか但馬蔵」がある。
ここは蔵をイメージした建物がL字に並んでいて、きれいでしゃれた感じ。産直野菜には熱心ではないようだ。
鳥取を通り越して、因幡の白ウサギの神話の海岸脇にある、道の駅「神話の里白うさぎ」で昼食にした。
2階がレストランになっていて、海を見ながら食事ができる。駐車場は平らだし水道もあるしここで車中泊も良さそうだが、国道9号のそばなので騒音が心配だなと思いながら出発した。
青谷羽合道路の道の駅「はわい」にも行ってみた。
ここは道路から誘導路を通って少し登ったところにある。高速のSAのような感じになっている。なんとコンビニの「ぽぷら」が入っている。面白いのは産直品は3軒の独立した店が入っていて、競っている。海産物、農産物などそこそこの値段だ。ここで規格外の「長いも」や「せとか」、「春キャベツ」を買った。
道の駅の裏の展望台に出てみると東郷池が見えている。
次の道の駅「北条公園」を横目に見て北条倉吉道路に入っていく。鳥取方面の無料の道路もどんどん便利になっていく。
北条倉吉道路を出て国道313号を犬挟トンネルに向けてあがっていく。途中にある道の駅「犬挟」は昨年8月に車中泊を断念したところ。理由は夕方になっても暑くて参ってしまったということなので、季節さえよければいい泊地なのだ。なにしろ名水の湧き水がある。いまは水はいらないが、帰ってから飲むことも考えて、あいているタンクや2Lボトルを全部動員して水を入れた。
ついでに道の駅「蒜山高原」に立ち寄ってみた。中はがらんとしている。どうやら冬季休業中のようだ。今日はここで16時になっても20度はあろうかというぽかぽか陽気。少しウォーキングするつもりで塩釜の冷泉まで、サイクリング道路を歩いてきた。約1時間。
時間もいいところなのでそろそろ今夜の車中泊場所、道の駅「風の家」に移動する。
駐車場の真ん中の平らなところに停めた。トラックがくるかな?心配になって隅に移動した。
今日は下道を約200キロ。国道9号線や自動車専用道路が大半だったので楽な行程だった。一方で山の中ののぼりで大型トラックに後ろに付けられるとちょっとじりじりする。