ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

帰ってきたら夏は(2015/9/4)

2015年09月04日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 今朝のはわいはいい天気だ。


建物の裏手に回ると東条湖やはわい温泉が見える。


そして裏手にも駐車場があった。特に従業員用という表示もないし、出入りを規制しているようにも見えないので、ここで車中泊をすると静かに眠れそうだ。


 物産店の鮮魚屋さんではイカにシイラ、賀露で上がったカレイなどやノドグロなどの干物があったが買いたいと思うような値段ではなかった。一方青果の方では、なしと青梗菜、かぼちゃ、ながいも、玉ねぎなどを買った。

 さあ今日は我が家で眠れるぞ。

 山陰回りの経路は無料の自動車専用道路がかなりある。それも混雑する都市をパスする形になっているので、快調に走ることが出来る。自分にとって悪いところは1車線の道が大半なので、車の流れに乗るためには制限速度をかなり上回るスピードで走る事になる。その結果燃費には悪影響だ(時間は短縮できる)。松江自動車道の三刀屋から高野までの登り区間ではアクセルをベタ踏みだ。

 その高野でちょうどお昼どき、道の駅「高野」に寄っていつものジャンボ稲荷と店の表で売っていた野菜の天ぷらで昼食にした。



この道の駅は平日にも関わらず駐車場が一杯で賑わっている。自分から見てもそうだが魅力的な店になっているということだ。

 高野からは広島まで概ね下り道。しかし三次あたりから窓から入る風が少し生暖かい。外の気温が29度くらいなので久しぶりにエアコンを入れた。広島市内で給油や買い物で車から降りると暑い。まだ夏は終わっていないのか。

 やっと自宅に着いた。渋滞らしい渋滞もなく帰ってきたが、疲れがどっと出た。庭では雑草も生えているが、ゴーヤが大繁茂。


なかには食べられそうな実もある。出発前に伸びていた茎は根元でカットしていたが、その後に伸びてきたようだ。なにしろ昨年完熟した実から種がバラバラとこぼれ落ちていたからなあ。


 本日の走行は278.0キロ、燃費は11.8Km/Lだった。


 疲れて片付けは明日に回して、しばらくベッドに横になっていた。


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おばまの雲城水を汲んで、夢千代日記の湯村温泉に行くそして道の駅「はわい」(2015/9/3)

2015年09月03日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 道の駅「若狭おばま」では大型車スペースから一番離れた奥の方で車中泊したら、ここは夜になって若者がスケートボードの練習にやってきた。彼らが帰ったら静かで平穏。ところが朝早くから数人の人が軽トラックでやってきて、なにやら作業の準備をしている。出てみるとここは市民農園の真ん前で、この人たちはシルバー人材センターから派遣されて空き地の草を刈払いに来たのだ。


 自分のクルマが邪魔になるようでもないので、いつものように朝食を食べてから出発した。
 この近所にはいくつか名水があるようだ。「瓜割の滝」「鵜の瀬」「森林の水」そして「雲城水」で、雲城水は海というか船溜まりのすぐそばの地下30メートルから自噴しているそうだ。もちろん塩分はなしで平成の名水100選になっている美味しい水だ。





並ぶほどではないが次々に水を汲みにやってくるひとがいる。

 さてここからは山陰経由で帰る。途中の湯村温泉に立ち寄ってお風呂にはいる。湯村温泉はNHKテレビドラマの「夢千代日記」の舞台となったところ。今日入浴するのは「薬師湯」という湯村温泉観光交流センター(いかにも役所的な正式名称で思わずにやりとしてしまった)。


 ここの浴室はかなり大きい、一方、露天風呂は小さめで周りを囲まれているのですこし窮屈な感じはする。お湯は少々熱めの無色透明だ。低張性中性高温泉で成分総計は1.0グラム/Kgで主な成分は炭酸水素イオンとナトリウムイオンが0.25g程度、硫酸イオンと塩素イオンが0.15g程度、他にメタ珪酸が0.18g程度。残念ながら肌がツルツルする感じはなかった。

 外に出ると足湯があるが、だれも入っていない。


ここに入らなくてもすぐ先の荒湯のところに広い足湯があって、観光客の人が大勢利用していた。





こちらが荒湯で源泉。その向こうに卵をゆでることのできる「ゆつぼ」が2つある。


いくつか卵の入った袋が下げられているようだ。

 荒湯のすぐ先の橋のたもとに「夢千代の像」


 広島市から寄贈された広島市庁舎の被爆した敷石を台座にしている。この人は実在の人で、広島で胎内被爆して白血病と戦いながら芸者置屋を経営していていたと説明がある。

 さあ温泉に入って元気になったところで再び帰路に着く。今日は道の駅「はわい」まで。ここは道路のすぐそばでありながら道路が20メートル位下の切通しを走っているので、比較的静かに過ごせるところだ。もちろん大型車スペースから一番離れた位置に場所を定めた。


道の駅は中心部が道路・観光情報とトイレ、両翼の向かって左がコンビニの「ぽぷら」、右が海産物と農産物の物産店になっていて使い勝手がいい。
  

農産品では鳥取名産の梨がたくさん出ていた。また地場産のながいもも安い。規格外品ならかなりお買い得だ。
野菜類は明日の入荷を待って買う事にしよう。

本日の走行は234.3キロ、燃費は11.4Km/Lだった。






 
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走りに走って福井県、道の駅「若狭おばま」まで257キロ(2015/9/2)

2015年09月02日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
おわらの駐車場では夜明けから車中泊をしていた車が出て行き始めた。外を見ると普通のセダンも多い。飲んだので帰れなかったのだろう。

 自分たちもいつまでもここにいるわけにもいかない。朝食も後回しにして6時前に出発だ。こんどこそ一路広島。


 途中の道の駅「こまつ木場潟」で休憩・朝食。新しいきれいなところだった。


 ここで温泉を調べると近くに粟津温泉がある。昨夜は結構汗をかいたが入浴できなかったので、朝から温泉だ。


ここは粟津温泉総湯\400。新しいこじんまりした浴場だ。内湯のみで円い石張りの浴槽の縁のところだけ檜張りになっていて、柔らかくて滑りにくい。浴槽の半分が半円形のサンルームのようになっていて感じがいい。
 お湯は無色透明、特筆するようなことはないが、低張性弱アルカリ性高温泉で成分総計は2.1グラム/Kg、硫酸イオン834mgほかナトリウムイオン、塩素イオンなど。さっぱりした温泉だった。

さあ、ここから走りに走って福井県の道の駅「若狭おばま」まで走ってきた。途中の道の駅で小一時間仮眠したのがよかった。それでも到着は17時すぎだがら、早立ちのおかげかな。


笑ってしまったのは物産館に入口の垂れ幕。


おばまはここまでやるの?

本日の走行は257.1キロ、燃費は10.8Km/Lだった。

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おわら風の盆の夜(2015/9/1の2)

2015年09月02日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
おわらの休憩時間にクルマで食事をしながら雨雲レーダの予想画面を見ると、21時過ぎには雨も上がりそうだ。そこで再びシャトルバスに乗り込んで街に出て行った。
 20時50分頃に諏訪町に着いてみると見えるのは観光客の姿ばかり。


 20時半以降、諏訪町支部の町流しが行われることになっていたので期待していたが、どうなったのだろう。やはり雨で中止かと思いながら坂道を上がっていくとなにやら行列が出来ている。警備をしている人に聞くと「雨が降るので急遽諏訪町公民館で踊りを披露することになった」と。もちろん並んだ。1回60人くらいで総入れ替え、3回目くらいに入って真ん中一番前にすわることができた。幸運!

  

  







こんなに間近で見ることができるとは思わなかったが、贅沢を言えばちょっと近すぎた。でも大変素晴らしい踊りと、地方の演奏、唄を十分楽しんだ。地方は年季が入っているが踊っている方は高校生くらいかな、一生懸命練習したのだろう。雨で残念な一日だったが、まだ二日あるよ。皆さんありがとう。帰りがけに世話役の人に感謝の言葉を伝えた。その人は「本当にみんな外でやりたいんだけど、三味線も太鼓も水に弱いのでどうしようもないんです。せめてこれくらい」と言っていた。

 横道から上新町にでて下っていくと、台の上で二人踊っている。


前の方に出てみるとこの台を囲んで子供たちや観光客も入れて大輪踊りをしているようだ。

 ここを通り抜けて西町に出てくると、西町支部がこれから列を整えて町流しを始めるようだ。先回りしてこれを待っていると道幅いっぱいに踊りと地方の列がやってきた。


これがおわらの醍醐味。










 他の町には回りきれなかったし、ここ西町でも町流しは続いているが、シャトルバスの最終便までいると帰るのが大変だ。程々で切り上げて帰ってきた。

 偶然教えてもらったことから始まったおわらだが、十分に楽しい一日だった。
最後に西町の踊り手の袖の歌詞。

「おわらおどりの 笠きてござれ 忍ぶ夜道は 月明かり」


 
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おわら風の盆にいってきた(2015/9/1)

2015年09月01日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 北海道からの帰り道、富山県に入ったところで急遽「おわら風の盆」を見ていくことにした。なにしろ日程が9月1日から3日間、これはチャンス。ということで道の駅「ウェーブパークなめりかわ」で車中泊して、ゆっくりと富山市八尾に向かう。


 気になるのは天候で、雨が少しでも降ればおわらは中断。今日の明け方は天気予報通りかなり雨が降った。

 午後からの予報は曇で夜に小雨なので昼間に行かないと。

 駐車場の八尾スポーツアリーナに向かう途中の交差点で停止したら、斜向かいに富山城が見えた。どうも改めて行ってみようという気にはならない。


 13時半に駐車場についたら1,700台のスペースの6から7割が埋まっていた。キャブコンも20台以上止まっている。ここでの車中泊はできると市役所に確認しているので、そのつもりで準備してきた。昼間なのでシャトルバスが動き始めるまでアイドリングで充電しておく。




シャトルバスは15時から運行開始ということだが、おわらの演舞が15時から。なんかちぐはぐだが、多分深いわけがあるのだろう。
15時20分すぎのバスに乗り込んで踊りのエリアに向かう。バスから降りて観光客がどんどん街の中に進んでいくのを追いかけて歩いていく。


上新町を歩いていると前方に人だかり。


向こうから町流しがやってきた。






そして目の前で輪踊りが始まった。




 哀愁を感じる胡弓の調べやゆったりした三味線、踊り手のゆるりとして凛な動きがいい。日本国内に威勢のいい祭りはたくさんあるが、こういう静かな祭りは貴重だ。来てよかったと思う。

 さて、上新町ではすぐそこのお花をいただいた店の前と思われるが、二人の踊り手さんにより花踊りが行われた。先の演舞者の中でこの人たちだけ浴衣が違っていたので上手な人ということだったのかな。ともかく柔らかな所作や指をピンと伸ばした手の動きが優美。





もう少し行ったところで東新町の子供たちが早乙女衣装で踊っていた。可愛らしい。この子達も成長したら一人前の踊り手になるのだろうなあ。


 配布されているパンフレットでは何時頃にこの町で町流しがあるという予定表があるが、それをあてにして待っていてもまったく音沙汰がない。
特に諏訪町では向こうからたくさんの人がやって来るので、町流しかと思って待っていたら観光客の集団だったということばかりだ。


 もうすぐ17時で中休みに入る。19時まで休憩時間なのだ。自分も一旦シャトルバスでクルマに戻って、ビールと食事をとるつもりでバス乗り場に急いだ。その途中の東町の角に来るとちょうど輪踊りの最中だった。






 クルマに戻ってビールを飲みながら写真の整理をしていると雨が降ってきた。それもザアザアだ。これでは夜の部は中止かな。そんな状況でもこの駐車場に入ってくる車はいるし、帰る車はわずかだ。どうなっているのだろう。

 本日の走行は39.3キロ、燃費は9.2Km/Lだった。
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