ここまで来て天気が良ければやることは決まっている。桜島一周ライド。
ただスタートの前に確認しておくことがある。
天候がどうなるか?雨になるなら計画そのものが取りやめだ。
次に桜島火山の噴煙の状態。噴煙が多い時には風下の道路では火山灰というか細かい砂が降ってきて、顔にびしびしと当たる。自分は眼鏡をかけているが場合によってはゴーグルが必要かもしれない。口に入った分は後でうがいをしておこう。そしてある程度降灰があるなら衣類は表面がつるんとしたものがいい。
さらに風向きと風力。一周するのだから降灰があればどこかで出会うが、駐車したクルマの方向に風が吹いてくると、クルマに砂が積もる。ソーラーパネルにたくさん積もるとたぶん発電しなくなる。
2015年2月に垂水に来た時には一晩でこんなに火山灰が降ってきた。
その時はこんな感じだった。
最後にどちら向きに回るかということだが、自分としては右回りが好みだ。それは海岸寄りを走るので気持ちよく走れる。そして走りの前半がアップダウンのない海岸沿いの道なので、気分良くスタートできる。もし調子が悪ければ上り坂が始まったところで引き返せば傷は浅い。逆に左回りだと最初からずっと上り坂で(快調な道だが)気分が滅入る。
天候は晴れだが暑くもなくさわやかな空気、桜島の噴煙はごくわずかと絶好の条件だ。
スタート地点としては「溶岩なぎさ公園」の足湯とした。
走り始めてしばらくは左に錦江湾を見ながら平坦な道路を快調に走る。
しばらく走ると前方に大きな樹木が道路に覆いかぶさるように葉を茂らせている。何カ所かあるがここの藤野あこう群は規模が大きい。
樹齢はどのくらいだろうか。近年の桜島の噴火ではこの方面に溶岩や降灰がなかったので、かなり長寿なのではないかと思う。
このあたりから見ると噴火口は正面に見える北岳の向こう側だが、噴煙が激しくなっているようにも見える。
10キロくらい走ったところから上り坂になってくる。ここからは海岸から離れて上り下りがずっと続く道路だ。最高地点が100メートル程度だが、一気に下った後ののぼりはつらい。くだりでは最高速度は48km/hにもなる。
海に面した崖の上では海の景色もきれいだ。
島の西側になると現在の噴火口である昭和火口からの噴煙が直接見えるようになる。
そして黒神の埋設鳥居の前に出てくる。ここは大正噴火の火山灰だけでこれだけ埋まったわけで、火山灰が土砂降りの雨のように降り続いただろう。大正噴火は山頂の噴火ではなくずっと下にある鍋山が爆発的に噴火して、この時の溶岩で桜島が大隅半島と陸続きになったわけで、溶岩も大量に噴出している。溶岩は幅2000メートル高さ40メートルで時速0.5メートルくらいの速さで流れ下る粘り気の多い溶岩のようだ。そして幸いにもこの黒神には溶岩は押し寄せてはいないようだ。
その後もアップダウンを繰り返し大隅半島との接続部にやってきた。
しかしここからまた上り坂が続く。
見通しが開けてくると鹿児島湾のはるか向こうに開聞岳が見える。
帰りがけに赤水展望広場に立ち寄った。ここは山の眺めも良く海も広がっているといういい場所だ。
そして2時間20分かけて戻ってきた。
走行距離は39km、平均は16.8km/hだ。へとへとになった。お昼を食べたら先ほどの赤水展望台に移動して、バンクベッドでしばらく居眠りして休息。
ここからは本当に山の姿が美しい、そして海も見えて静かな場所なので最高だ。
16時前までゆっくりしていたが次は道の駅「たるみず」に行こう。温泉もあるしここも落ち着けるいい道の駅だ。
お風呂から出て夕暮れの桜島もいい。何となく噴煙が多くなったような気がするがどうだろう。
桜島はここから見る姿が均整がとれていて、一番美しいような気がする。
日本ブログ村キャンピングカーランキングに参加しています。
ここをクリックして投票をお願いします。
ただスタートの前に確認しておくことがある。
天候がどうなるか?雨になるなら計画そのものが取りやめだ。
次に桜島火山の噴煙の状態。噴煙が多い時には風下の道路では火山灰というか細かい砂が降ってきて、顔にびしびしと当たる。自分は眼鏡をかけているが場合によってはゴーグルが必要かもしれない。口に入った分は後でうがいをしておこう。そしてある程度降灰があるなら衣類は表面がつるんとしたものがいい。
さらに風向きと風力。一周するのだから降灰があればどこかで出会うが、駐車したクルマの方向に風が吹いてくると、クルマに砂が積もる。ソーラーパネルにたくさん積もるとたぶん発電しなくなる。
2015年2月に垂水に来た時には一晩でこんなに火山灰が降ってきた。
その時はこんな感じだった。
最後にどちら向きに回るかということだが、自分としては右回りが好みだ。それは海岸寄りを走るので気持ちよく走れる。そして走りの前半がアップダウンのない海岸沿いの道なので、気分良くスタートできる。もし調子が悪ければ上り坂が始まったところで引き返せば傷は浅い。逆に左回りだと最初からずっと上り坂で(快調な道だが)気分が滅入る。
天候は晴れだが暑くもなくさわやかな空気、桜島の噴煙はごくわずかと絶好の条件だ。
スタート地点としては「溶岩なぎさ公園」の足湯とした。
走り始めてしばらくは左に錦江湾を見ながら平坦な道路を快調に走る。
しばらく走ると前方に大きな樹木が道路に覆いかぶさるように葉を茂らせている。何カ所かあるがここの藤野あこう群は規模が大きい。
樹齢はどのくらいだろうか。近年の桜島の噴火ではこの方面に溶岩や降灰がなかったので、かなり長寿なのではないかと思う。
このあたりから見ると噴火口は正面に見える北岳の向こう側だが、噴煙が激しくなっているようにも見える。
10キロくらい走ったところから上り坂になってくる。ここからは海岸から離れて上り下りがずっと続く道路だ。最高地点が100メートル程度だが、一気に下った後ののぼりはつらい。くだりでは最高速度は48km/hにもなる。
海に面した崖の上では海の景色もきれいだ。
島の西側になると現在の噴火口である昭和火口からの噴煙が直接見えるようになる。
そして黒神の埋設鳥居の前に出てくる。ここは大正噴火の火山灰だけでこれだけ埋まったわけで、火山灰が土砂降りの雨のように降り続いただろう。大正噴火は山頂の噴火ではなくずっと下にある鍋山が爆発的に噴火して、この時の溶岩で桜島が大隅半島と陸続きになったわけで、溶岩も大量に噴出している。溶岩は幅2000メートル高さ40メートルで時速0.5メートルくらいの速さで流れ下る粘り気の多い溶岩のようだ。そして幸いにもこの黒神には溶岩は押し寄せてはいないようだ。
その後もアップダウンを繰り返し大隅半島との接続部にやってきた。
しかしここからまた上り坂が続く。
見通しが開けてくると鹿児島湾のはるか向こうに開聞岳が見える。
帰りがけに赤水展望広場に立ち寄った。ここは山の眺めも良く海も広がっているといういい場所だ。
そして2時間20分かけて戻ってきた。
走行距離は39km、平均は16.8km/hだ。へとへとになった。お昼を食べたら先ほどの赤水展望台に移動して、バンクベッドでしばらく居眠りして休息。
ここからは本当に山の姿が美しい、そして海も見えて静かな場所なので最高だ。
16時前までゆっくりしていたが次は道の駅「たるみず」に行こう。温泉もあるしここも落ち着けるいい道の駅だ。
お風呂から出て夕暮れの桜島もいい。何となく噴煙が多くなったような気がするがどうだろう。
桜島はここから見る姿が均整がとれていて、一番美しいような気がする。
日本ブログ村キャンピングカーランキングに参加しています。
ここをクリックして投票をお願いします。