ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

能登半島の東海岸を南下、見附島を見て国道脇の公園で車中泊 (2016/6/18-3)

2016年06月19日 | 2016/6 北陸のたび 2
 禄剛崎を出てからは能登半島の東海岸を南下していく。

 能登半島お決まりの見附島をちらりと見ていく。



こうしてみるとぼさぼさ髪のおっさんの顔に見える。左手前から島に渡れるのかと思ったら、最後のところが切れているようだ。それでも近くまで歩いていく人たちがいる。

 今日の温泉は真脇ポーレポーレというホテルの中にある縄文真脇温泉にした。



無色透明の食塩泉で成分が23グラム/kgもある。濃すぎるので加水しているそうだ。地元の人によると昔は今よりも下の方にあって、お湯も少し褐色だったそうだが、老朽化したのでホテルと一緒にしたのだそうだ。

 ここらあたりで少し疲れを感じる。国道249号線を適当に走っていくとポケットパークという看板があったので、入ってみた。駐車場は少し傾斜はあるが広く、トイレもあるので、ここで車中泊だ。(ポケットパーク海岸桟敷のと七見)



 隣にはなごみという温泉・プール・レストランがある。

 展望台もあるがすぐ前に樹木が茂っていて、海が少し見えるだけ。



 この日の走行は112.7キロ、燃費は11.1km/Lだった。






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能登の先端禄剛崎灯台に菊の御紋章が (2016/6/18-2)

2016年06月18日 | 2016/6 北陸のたび 2
 窓岩だ。



 この穴からきれいに夕日が見えるというのは計算すればいろいろとありうることだろうが、奇跡的なものといえばトオルマの夕日というのがあった。

 上手に写真が撮れるといいと思う。

 その先のトンネルを出たところに垂水の滝が落ちている。旧トンネルの上から海に流れ落ちている。海からの風が強い時には落ちるより先に吹き飛ばされてしまうそうだ。



 その先に道の駅「すず塩田村」だ。



少し手前の揚げ浜式の塩田が情緒がある。道の駅の中にも塩田がある。





 伯方の塩の工場に行った時には向こうが国内唯一の国内の海水から作った塩だと言っていたような気がするが、いろいろあるもんだ。

実はここから先も揚げ浜式塩田が数か所あった。こういう塩の需要も伸びているんだね。

 やっと能登半島先端の禄剛崎だが、道の駅がある。道の駅「狼煙」だ。



 素朴などん詰まりの道の駅だが、よくぞここに道の駅を作ってくれましたという有り難い道の駅だ。駐車場は平らで広い。

 ここから灯台まで坂道をかなり歩くことになる。でも上がって行くとそんな苦労は吹っ飛んでしまう。



芝生の向こうに灯台。いいロケーションだ。

 実はここは国内で唯一菊の紋章のついている灯台だそうだ。それはどこか?本来の正門から入った正面になる灯台の壁面にそれがついていた。かなり遠慮した形だな。





  そしてさらにレンズ面の下をぐるりと回る足場の下にも菊の意匠がある。



 どういう経緯でそうしたかはともかく、この灯台は国産製品で建設された初めての施設だそうだ。大事なのはレンズや反射鏡、光源、作動メカニズムなんだろうな。そこをキャッチアップして国産化し、この灯台ができたたことを考えると、紋章を付けた人の強い思いが感じられる。

 

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輪島の朝市を回ってから、白米千枚田を見てきた (2016/6/18)

2016年06月18日 | 2016/6 北陸のたび 2
 朝市のスタートは8時だが9時前くらいに回ればいかな。





3年前は冷凍冷蔵庫を積んできたので、フグのなども買ったが今回は冷蔵庫で保存できるものだけ。それで結局イカの塩辛。売り口上のうまいところに乗せられていしるで漬けたというイカの塩辛を買った。



この人。3種類の商品しか扱っていない。

 このころからガイドさんに引率された団体がやってくるが、ガイドがどんどん行ってしまうので見るひま買うひまもない。解散してから三々五々買い物ができるのかな。

 道の駅まで戻る途中でこんな乗り物も走っていた。



 次は白米千枚田。見下ろす丘の上に道の駅を作っている。今日は天気いいので映える。







 こんな田んぼをよくも守ってきたものだ。今や完全に観光農園みたいなものだ。もっと条件のいいところが放棄されている。



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能登の西海岸を更に北上して能登金剛の奇岩に立ち寄りつつ輪島まで (2016/6/17-2)

2016年06月18日 | 2016/6 北陸のたび 2
 妙成寺を出て海岸沿いに北上しながら、お昼を食べるところを探していた。

 北陸電力志賀原電のすぐ手前に花のミュージアム「フリーリィ」(入場無料)という看板があった。うまくいけばレストランがあるかもしれない。早速入ってみた。



南欧風の大邸宅と温室いう感じの建物で、入ってすぐは3階吹き抜け。2階にカフェテラスがあるようだ。




パスタランチを注文した。セルフサービスだということだが、テラスで食べたいと言ったら運んでくれた。





 実はテラスといいながら温室の中にテラスがあり、温室は冷房が入っている。

温室の中はこんな感じ。




外はこんな感じ。



一階の吹き抜けの周りにはショップがある。



 さてここの運営費はどこから出ているのだろうか? 言わずともしれているかな。


 その後は巌門。降りていく道路から見ると全体が見える。



こちらが鷹巣岩。



遊歩道が上から下からめぐらされて、海岸まで降りることができる。遊歩道の上り下りに息が切れる。



巌門を見るには狭いトンネルを下っていく。



出ていくと向こうに鷹巣岩があって、すぐ右手の岩山に海食トンネルが開いている。





 巌門を出て再び北上。次は機具岩。



 そしてすぐに道の駅「とぎ海街道」に着いた。



ちょとくたびれた道の駅だ。裏手が世界一長いベンチだそうで、くだらないとは思いながらついでに見ておこう。



 次がヤセの断崖だが、上からでは断崖は見えない。はるか手前に侵入防止柵がある。かなりもろそうな砂岩質の岩なので近寄ったら崩れてしまいそうだ。
すぐ近くに義経の舟隠し。



 これでこの日の岩巡りは終えて輪島に向かう。車中泊は道の駅「輪島」でお世話になる。ここは廃止された国鉄の輪島駅を再活用したものだ。町の中心部であり、なかなかしゃれた造りになっている。そしてここが輪島のバスセンターになっている。



昔の鉄道の遺産も残している。



少し輪島の町中を散歩した。



いろいろと昔風に再整備した街づくりをしている。



 さて、この日の走行は122.8キロ、燃費は11.5km/Lだった。





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能登の西海岸を気多大社と妙成寺にお参りした (2016/6/17)

2016年06月17日 | 2016/6 北陸のたび 2
 今朝は天気はいいし気温が23度くらいでこの時間は気持ちがいい。9時の開店を待って店の中を見たが、情報もほしいものもない。



 あきらめてこの橋を渡って、のと里山海道に向かう。



 のと里山海道は今は無料の自動車専用道路で、制限速度が80キロ。片側2車線あるので走行車線をのんびり走っていてもそれほど迷惑でもないだろう。途中の道の駅「高松」に立ち寄った。ここは高速のSAのような感じだ。海岸まで降りることもできるし足湯もある。



 渚の砂浜を走ることができるなぎさドライブウェイというのがある。砂の粒が細かく水を含むとよく締まるので、そのまま車で走ることができる日本唯一の道路だそうだが、もとよりこのクルマで走るつもりはない。だがどんなところか見に行ってきた。



 今は満潮時かな。走路の数メートルのところまで波が打ち寄せている。海からの風が強く波しぶきが飛んでいるし、海砂も巻き上げられてシャーシにたまるので、車にとってはたまったものじゃあない。見ているとレンタカーが多かったが、今にして思うと自転車で走ってもよかったかな。



確かに細かい砂だが細かい砂はどこにでもあるし、むしろ細かいから埋もれてカメになるのではないかという気がする。水分を含んで蒸発しにくい何かがあるような・・・

 次いで訪れたのは気多大社。
ここは能登国一之宮。主祭神が大国主神だ。大国主神が出雲から300余神を率いて来降し、化鳥・大蛇を退治して海路を開いたとそうだ。ちゃんと流れはあっている。





 神門に茅輪がかけられており、参拝者はこれをくぐって拝殿に出るようになっている。拝殿もどっしりとして立派だ。そしてその後ろの本殿も拝殿と並ぶ大きさだ。



 そして拝殿から右に流れて、「入らずの森」の入口にある古びた鳥居の前にくると、奥の方から涼しい風がさーっと流れてくる。



これぞパワースポット。気持ちが落ち着いてくるような感じがする。

 次に向かったのは「妙成寺(みょうじょうじ)」。日蓮宗の北陸本山だそうだ。田んぼの中の道を走っていると塔が見えてくる。



 仁王門の正面が五重の塔というのも面白い。



 仁王門の手前左側に手水舎にあたるお堂がある。浄行堂というのだが、浄行菩薩の石像が安置してあり、手水と使うのに合わせて、菩薩像をたわしで洗うと寿命を延ばして願いを満たしていただける有り難い菩薩像なんだそうだ。



 石段の下から仰ぎ見る五重塔はいかにもバランスのいい美しい塔だ。



 仁王門のよこの鐘楼も形がいい。ここも那谷寺のように鐘の周囲が覆われた鐘楼だ。



 仁王門から入って右に本堂と左右に三光堂、祖師堂が一列に並んでいる。それぞれに歴史を感じさせるどっしりとした堂宇だ。いずれも1600年代の初めの建築だ。







 祖師堂には下の客殿から屋根のついた回廊で結ばれている。奈良の長谷寺がこんな感じだったかな。



 そして祖師堂の内部の天井の木組みもスゴイ。



 面白いなと思ったのはこれ。



 外廊下というか濡れ縁というのか外回りの縁側に外に向かって下がっていく傾斜がつけられている。雨や雪の水分を下に流す工夫だろうな。

 こんなところで午前中は終わった。お昼を食べてから西海岸の能登金剛の絶景を見ながら輪島に行く。



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