ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

英彦山に登る

2013年07月21日 | 2013/7 二度目の九州
 昨夜は英彦山の登山で体力を使い、書いている途中で寝てしまったので、昨日の記録。
 昨日は道の駅水辺の郷おおやまで気持ちよく目覚めた。国道212号線のすぐ横といっても、夜間に大型車がガンガン走るわけでもなくおおむね静かな夜をすごすことが出来た。駐車場所も大型車は道の駅に近い便利なところに指定されており、小型車専用の場所には入りにくくなっていた。この夜の車中泊車は自分のほかにはトヨタのノアが一台、ほかに大型トラックが一台いつの間にか泊まっていて朝7時に出て行った。
 さてこの日は英彦山に登ることにした。どんな行程にするかは、近くまで行ってからガイドマップなり手に入れて考えることにした。走っていく途中で「日本の棚田100選 竹地区の棚田」という看板があったので、そちらに入っていった。どんどん行くとJR日田英彦山線の筑前岩屋駅のところから道がぐっと狭くなった。このままいくと身動きつかなくなる恐れがあったので筑前岩屋駅の駐車場にクルマを止めて歩いていった。1キロも歩いたところで上のほうに棚田が広がっている。さらに500メートル上のほうには立派な駐車場付の展望台まであった。


 ふたたび英彦山に向けて走る。途中の道の駅小石原に立ち寄った。ここまでの道の脇に小石原焼きという看板や窯元の建物が多くあったので、焼き物の産地だなとは思っていた。道の駅はその小石原焼きの展示販売会場のような状況だった。この道の駅で山賊むすび2個入りを買って、英彦山に向かう。
 別所駐車場に観光案内所があるようなので、そこを基点にする。観光案内図を手に入れ、まず石段を奉幣殿まで行って中岳山頂の上宮まで登り、下りは北岳経由で豊前坊経由別所駐車場まで12.8キロのコースに決めた。


 奉幣殿までは英彦山に来る人は誰でもいく。ちょっときつめの石段積みの参道だ。


 ここからが苦難の山登り。写真の右側の鳥居のところを登っていく。この写真のように最初は石段が続いているので普通の参道かと思ったが、すぐになかなか結構な山登り。前を登っていく人や下山してくる人はきちんとした登山の格好にストックを2本突いている。自分は小さなメッセンジャーバッグに水500ml、靴はタウンシューズ。これで大丈夫かと不安になるが、それでもあきらめずに休み休み登る。幸いほとんどの行程が林の中を行くので日差しは避けられた。

たどり着いた中岳山頂で上宮に参った。入り口の戸をあけて、さらに中の板戸越しに参るという形で、なにやら参拝の感じがしない。気が抜けて写真を忘れた。山頂からの景色も感動はなかった。

 北岳に行く途中で思い出して中岳の写真を撮った。

山頂の上宮が写っている。

 下りがまた大変だった、鎖場が何箇所かあってずっと急傾斜の岩場をほとんどまっすぐ降りていく。これが登りだったらとてもやってられない。
 で無事下山して、クルマに戻る。汗でびしょびしょ、体はへとへと。早く温泉につかりたい。道の途中の英彦山温泉しゃくなげ荘で立ち寄り湯。1時間湯に浸かって半分生き返った。あとの半分はビールと睡眠。

その夜は道の駅歓遊舎ひこさんで車中泊の予定だったが、すでに営業時間外で食品がない、近くにコンビニもない。しかたがないのでどんどん走って行って、ここ道の駅おおとう桜街道まできた。途中のコンビニで食料品を仕入れたので、後は駐車場所決めをしてビールだ。
 この道の駅は温泉が併設されている。駐車場も広い。トイレも本館の中で、きれいで気持ちがいい。今度この方面にくることがあればここが車中泊の最大候補だ。今度は早く来て温泉でゆったりしたい。



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日田でのんびり

2013年07月19日 | 2013/7 二度目の九州
今日は一日、日田でのんびりして過ごした。朝9時にせせらぎ郷かみつえを出発して日田にやってきた。ここまで来る間に2つのダムを横目に見てきたがいずれも水がない。日田天領水というくらい水の多い地域だからダムに水がなくても心配がないのだろうか。治水目的のダムなら普段は水位が低いほうが安全ということかもしれない。
さて途中で道の駅水辺の郷おおやまに立ち寄ったが、宿泊には手ごろな感じだ。すぐそばの国道212も大型トラックが夜中にガンガン走る雰囲気でもない。ほかに候補が見つからなければ、あとでここに戻ってきて停泊することとする。
日田の観光は天領時代の街並みということで、豆田町を訪れた。ナビにしたがって入っていくとすぐに市営「無料」駐車場があった。すばらしい、観光地の街中の一等地です。歩き始めて店先に案内マップがあるのに気づいた。日田全体と豆田町エリアの案内がうまくまとまっている。食べ物屋さんの案内が多いのはスポンサーの関係か。
豆田町内では残せるものは残していくと感じの町並み保存のようだ。事業者はそれなりのことが出来る。個人の出来ることには限界がある。その中で努力されていると感じがした。




豆田町の酒屋さんを覗いていたら、熱心な店主の勧めに抗しきれずに地元の麦焼酎「初代 百助」というのを買った。後で飲んでみたがほんのり甘くておいしい。これは○だった。

この後、案内マップを見て、いいちこ日田工場の見学に行った。焼酎といえども近代的な工場だ。ただ運転手なので試飲が出来なかったのが残念だ。
ふたたび道の駅水辺の郷おおやまに戻って、昼食バイキングと温泉入浴セットで1500円に引き込まれて注文した。食べて温泉で2時間半ものんびりして、今夜は水辺の郷おおやまで「初代 百助」を飲む。

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阿蘇山上から大観峰に

2013年07月18日 | 2013/7 二度目の九州
阿蘇山上での日の出を諦めて山を下りる。阿蘇パノラマラインを下る途中の米塚。登ってみたいと思うような山だが、、現在は登山禁止だそうだ。


阿蘇市内まで降りてコインランドリーで洗濯をした。また立ち寄った道の駅阿蘇で手に入れた「阿蘇導遊地図」(中文繁字体版)でお勧めの阿蘇神社と周辺の「湧泉飲水処巡遊」に行く。
阿蘇神社は風格があって立派。楼門は日本三大楼門に数えられる二層の楼門だった。


ここの駐車場にクルマを止めて、ぐるっと1.5キロぐらい回る間に20箇所以上の湧水場所がある。店の前だったり道の角だったり、ポンプで汲み上げているのかもしれないが、冷たくて美味しい水だ。ミネラルウォーターの空きボトルを持って行って2箇所の水をいただいた。


神社に戻ってきたら神社の参道にも給水用のホースが用意されていた。ありがたく10リットルタンクに水をいただいた。

さて本日のメインのポイントは大観峰だが、その前に内牧温泉に立ち寄り湯。本日は内牧荘で300円。設備は古いが温泉は源泉掛け流しだそうだ。
いよいよ大観峰に上がって行く。後ろに軽自動車6台を従えてガーガーとエンジンをうならせて3速で走る。ついた先で見えた景色は雄大の一語。中岳から見る景色よりもさらに阿蘇カルデラの大きさが実感できる。


この写真はあまり出来がよくない。最後のところでパノラマを載せてみる。

この辺で車中泊して今夜の夜景や朝日を見たいと思ったが、今夜から明日の朝の天気予報は曇りなので諦めた。
そういうこともあって今夜の宿泊地を 道の駅せせらぎ郷かみつえ ということにして走ってきた。
ここは山の中の寂しいところだ。周辺に民家が5軒ぐらいあるが、道路を走る車もほとんどなくしずかだ。
そうこう考えていたら、突然の夕立。これで気温も下がってエアコンなしで寝ることができるかな?





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阿蘇はガスの中

2013年07月18日 | 2013/7 二度目の九州
寒い、ここは阿蘇山ロープウェイの駐車場。涼しい山の上が気に入ったのと、ここからの夕日、星空と中岳から昇る朝日を期待して、中岳火口を見てそのままここで車中泊することとした。夕日は一旦雲に沈み、その後雲の下から出て草千里の谷に消えていった。


日が沈むとたちまち雲が出てきて、星は一つも見えない。広い駐車場には人っ子一人いない。9時ごろになって車が一台やってきて、若い人たち男女4人ぐらいの声が聞こえていたが、それも30分ぐらいで出て行った。静かだ。
朝、6時の室温は20.3度、外は19.0度だ。周りは一面のガスで視界は300mぐらいだ。もちろん中岳から昇る朝日など望むべくもない。
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阿蘇山

2013年07月17日 | 2013/7 二度目の九州
今朝は阿蘇 高森町の月廻り公園駐車場で目を覚ました。6時の室内温度は21.3度だ。

駐車場からの阿蘇の遠望

昨夜はエアコンは使わないでルーフベントを一晩中回していた。寒いくらいの気持ちのいい朝だ。起きてからノートPCの調子をみると、USBマウスをPCから離して操作すると何とかカーソルが思い通りになるが、手をキーボードやトラックパッドに近づけると途端にカーソルが迷走を始める。どうやら自分の身体からの静電気に起因していると思われる。

仕方なしにIPADを出したら、最初はうまく行っていたが、文字を入力するとキーと無関係の文字がどんどん出るようになった。試しにクルマから下りて公園のベンチでは通常とおり使える。このキャンカーの居室はFRPなので身体に静電気がたまりやすいのかもしれない。

これより阿蘇の火口を目指す。

米塚園地という駐車場からの阿蘇山

ロープウェイの駅の所の駐車場まできてしばらく車の脇でIPADを使っていたが、暑いのでロープウェイ駅1階の売店横のベンチに移ってきた。思いついてノートPCを持ってきたが、ここに来るとトラックパッドの暴走も収まってきた。

先ほどまでロープウェイ脇の遊歩道を歩いて噴火口まで行ってきた。ロープウェイのほかに有料道路もあるが遊歩道を歩いていく人が大勢見える。そのひとたちはどうやら外国人観光客のようだ。国内の観光客と思った人も声高に話す言葉から韓国の人たちのようだ。観光バスからおりて元気に歩いて登っていく。日本人は観光バスから降りたら、忙しくロープウェイに乗っていく。個人客は車で有料道路をすっと上がっていく。


さて阿蘇の噴火口。大きい!現在も噴気をあげている火口のはるか底は泥の池のように見える。そのほかの旧火口もつらなって、巨大な火口になっている。


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