ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

痛い切符を切られた(2016/3/18)

2016年03月18日 | 2016/3 春を感じに房総に
 9時過ぎに長女宅を出発して、今日は下道を松田、御殿場経由で潮見坂方面まで走っていこう。帰りは従来のユピテルのPNDとスマホのGoogleMapの併用で試してみよう。まずGoogleMapで基本的なルートを決めて、すぐその先の車線の選択などはPNDを参照する。こうすればGoogleMapで走っている現在位置をベースにPNDは適正なルートにりルートしてくれる。と思ったら、ユピテルは思いの外頑固で、最初に自分が決めたルートに戻ることにこだわって、なかなかあきらめてくれない。それで斬新なルートは基本的にGoogleMap任せになった。こいつは大したものだ。選定していたルートの渋滞状況をキャッチして、どんどんルートを変更してくる。

 厚木付近で246号線の渋滞を嫌ったのか、東名高速道路沿いの狭い抜け道で高速道路の右に左にと変わりながら走っていく。小さな交差点で左折しそこねた。次の交差点で左折してすぐに右折すれば元のルートに戻れるので、右折したらその先にパトカーがどっかと構えていた。
 何ですかと言ったら、そこの交差点は右折禁止ですという。なるほど飛んで火に入る夏の虫だったわけだ。



交差点の手前左に直進の青い標識が立っていますからと言われても、前方から車が来ないのを見て、ナビでこの道路で良かったかと確認したので、そんな直進標識など目に入っていない。やられました。痛い切符になった。

 ここで張っているということは、右折してくる車が少なからずあるということ。こんなところで気がつかないやつを捕まえるよりも、右折させない防止策を考える方が生産的ではないかと言いたい。しかし捕まえて反則金を召し上げることが目的なのだから、言っても無駄か。

 それにしてもナビはすごい。右折禁止のところをこの道でいいのかなと思ってちらっと画面を見たときには、さっきまでルートとして指示されていたこの道は、ルートになっていなかった。それでも先ほどまでこの道だと主張していたのだからと、浅はかな判断で右折したのが失敗なのだ。こんなふうに小さな交差点まで一方通行は当然として、右折禁止の規制なども立派にカバーしているわけだ。ナビによって走るときは、勝手に横道に入ってはいけないという教訓だ。

 ともかく裏道はこりたので246号線に出たら、やはり大渋滞。GoogleMapちゃんは元気に裏道ルートを推薦してくるが、無視して国道を走っていたら何も言わなくなった。

 秦野あたりだったか、トンネルを抜けると目の前に雪をかぶった富士がきれいに見えた。



 これには感動した。少し気分が明るくなった。

お昼を少し回った頃、道の駅「ふじおやま」に到着。お昼ご飯も食べたいものがなく、野菜類も食指が動かなかった。先ほどの切符ショックもあって、何かぱっと美味しいものを食べたかったが、クルマの中でカップラーメン。なんたる落差か。でもここから見る富士の姿も美しい。左(駿河湾)の方からだんだん雲が流れているので、ここで見納めかな。



 ここからは沼津には行かないで御殿場から富士の裾野の自衛隊東富士演習場を突っ切る国道469号線を走って富士市で国道1号線に出る。UP&DOWNはあるが気持ちのいい道だ。一方、1号線は渋滞はなかったが面白みのない道路だ。ガンガン走って道の駅「掛川」に着いた。ここで車中泊する。ここは国道脇で走行音がうるさいだろうと敬遠していたが、道の駅の建物の裏側に小型車専用駐車場がある。この場所は静かでいい。





この裏の駐車場から谷をはさんで茶畑が見える。のどかな風景にホッとする。



本日の走行は223.2キロ、燃費は9.5Km/Lだった。



静かに眠れるかと思っていたら、先程から雨が屋根をたたきだした。雨の音なら子守唄になるかな。やはりならないようなので、よく飲んで寝よう。


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成田山新勝寺に参詣した(2016/3/17)

2016年03月18日 | 2016/3 春を感じに房総に
 道の駅「くりもと」の今朝は気持ちのいい青空が広がっている。この天候がもう少し早めにあったら良かったと思うが、それを言っても仕方がない。この道の駅は現在改修中だ。産直店を拡張するようだ。今でも野菜などはそこそこそろっているが、改修が済んだらどんな店になるのだろうか。



トイレも情報館の自動ドアの中にあるし、寒い思いをしなくてもいい。



 さて今日は成田山新勝寺に参詣する。東京の勤務は何年もあったが、成田山は来たことがなかった。奥は疲れるので歩きたくないということなので、イオンモール成田でショッピングをすることになった。そこでイオンの駐車場にクルマを入れて、そこから歩いていくことにした。駐車場から新勝寺の大塔が見えている。



 あの方向に向かっていけばいいだろうと歩き始めた。折角なので正面の参道から入っていくことにしたが、周りをぐるっと回っていくことになってしまってなかなか到着しない。



やっと参道の商店街だ。さすがに人出もそこそこで店も賑わっているようだ。



このうなぎ屋さんは朝から満席の入り。隣もうなぎ屋だがガラガラということで評判の恐ろしさを感じる。



これはレトロな旅館の建物だが、今も旅館をやっているのかな。



 さて、成田山新勝寺の総門に到着だ。なかなか荘重な感じだ。





総門をくぐって石段を上がると仁王門。



前面左右は仁王さまだが、背面には多聞天と広目天が睨みをきかせていた。

仁王門をくぐって石橋を渡り再び石段を上がって大本堂前の広場に出てくるが。石段の下の獅子を寄進したのは江戸の町火消のようだ。裏に嘉永三庚戌年の文字がある。





大本堂も大きい。本尊はもちろん不動明王だ。中では大勢の参詣者が入って、読経を聞いている。





大本堂に向かって右側に三重塔、一切経堂、鐘楼と並んでいる。







三重塔の彫刻も彩色も美しいが、一層目の扉の上の彫刻の人物がユーモラス。



    

どこの国の方ですかと問うと、ネットでは「世にとどまって仏法を護持する十六羅漢」さんだそうだ。よく見る姿かたちと違っているが、こういう姿もあると勉強になった。



これは石摺不動尊で、不動さまに触れると健康になれるそうなので、しっかりなでなでしておいた。



歴史を感じさせる落ち着いた建物は釈迦堂で、前の大本堂で本尊は当然お釈迦様で、こちらはしっかりお顔を拝むことができた。

 地図によるとこの釈迦堂の横にあるお土産店と突っ切って坂を下りると、イオンへの近道のようだ。楽々とイオンに戻って食事をした。ここのイオンモールはテナントが多い。

 今日は長女宅にお邪魔をすることにしている。ナビで時間を計って余裕をみて出発したが、あちこちの混雑で約束の時間ちょうどに到着できた。

本日の走行は102.1キロ、燃費は8.8Km/Lだった。



しばらくすると婿さんも帰ってきた。娘の作ってくれた久しぶりの手料理が美味しい。そして婿さんが出してくれた美味しい日本酒をいっぱい飲んで、楽しく話ができた。立ち寄って良かったよ。ありがとう。


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今日は香取神宮だ(2016/3/16-2)

2016年03月16日 | 2016/3 春を感じに房総に
 昨日に続いて神宮シリーズで、本日は香取神宮にやってきた。この香取神宮も一の鳥居は利根川の岸辺にあって、昔は川船でそこに上陸して神宮に向かったそうだが、駐車場もないようなので行くのを諦めた。(自転車で利根川の堤防を走れば良かったかな)

 佐原の重伝建地区からはすぐ近く。だが神宮前の商店街は活気がない。数軒しか営業していない。売り物が草餅、団子だけでは買う人も限定される。



 さて二の鳥居はここまで入ってくる道路をまたいで建っていたので、この鳥居は三の鳥居ということになるのかな。



参道が明るく広い。そして不思議にゆるやかにS字にカーブしている。参道の両側に寄進の石灯篭が並んでいるが、寄進者は意外な程この地域の人だ。まあ、自分も香取神宮はあまり意識したことはないと思う。
主祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)ということなのだが、なじみのない神だ。なんでも鹿島神宮の主祭神の武甕槌大神と一緒に、出雲の大国主命の所に行って国譲りを成し遂げてきたという神だそうだ。



参道の正面に総門。これは意外と簡素だなと思っていたら、総門の正面に手水舎あって、総門から軸線を外して立派な楼門がある。





この楼門は両側にぐるりと回廊を巡らしている。

そしてその正面に立つ拝殿も立派なものだ。黒漆の格調高い装飾だ。







拝殿の奥の本殿の飾りはちょっとシンプルだが、荘重な感じがする。



こちらは御神木。樹齢千余年だとか。




本殿の奥の杜は鹿島神宮よりもずっと小さく、すぐに裏手の駐車場に出てしまう。



鹿島神宮と対になった要石も本殿の奥の方ではなく、入口の鳥居から左に入ったところにあった。



ともかく2つの歴史ある神宮に参拝して、今回のたびも少しは意義深いものになった。そして明日は成田山だ。

本日はかりんの湯という温泉に入る。ここは水曜日はシニアデーということで60歳以上は半額の\410。お湯は強い食塩泉で、顔にかかると目にしみるほどだ。

今日は道の駅「くりもと」で車中泊だ。

本日の走行は29.9キロ、燃費は9.7Km/Lだった。




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充電運転の後、小江戸 佐原の街めぐり、祭りの時に来たい街(2016/3/16)

2016年03月16日 | 2016/3 春を感じに房総に
 どうやら今日は速度規制が明けたようだ。10時でも2.7Mbps出ている。いつもこれくらいなら文句のつけようがないが、18時には0.8Mbpsだ。でも安定してこのスピードならWebくらいなら十分実用的な範囲。

 さて今朝は寒かったがだんだん暖かくなってきた。一方でサブバッテリーの電圧は23.3Vでお寒い限り。今日もあまり走行しない予定なので、駐車場の道路際のところに移動して2時間ほど充電運転をした。

 ここ佐原は利根川の水運を背景に栄え、小江戸とか江戸優りと言われる文化の興った街で、その名残が残っている。最初にやってきたのはこの地の鎮守である八坂神社。(小野川の西の鎮守は諏訪神社)



八坂神社の祇園祭は7月に行われ、独特の大型の山車10台が町内を引き回される。

この八坂神社の境内に「山車会館」がある。



川向こうの諏訪神社では同様に10月の秋祭りで15台の山車が出る。これらをまとめて展示紹介するのがこの山車会館だ。実はここに来れば双方の山車25台をまとめて見ることが出来ると思っていたが、実物があるのは2台だけで、どうやら入れ替えで展示されるようだ。



 展示室はこんな感じだ。手前にあるのは「浦島太郎と亀」で、画面に入りきらない。2階から山車の上の浦島太郎を見るとこうなっている。



奥の山車は「鷹」で、藁を束ねて作っている。



その下の土台や車輪の部分もなかなか歴史を感じさせる。



その他の山車も歴史上の著名人物の大人形をトップに据えて、お互い競い合っていたようだ。

会館の2階は過去の山車の写真や説明パネルなど、3階には神武の人形の上半身が展示されている。



これはでかい、がなかなかに精巧な作りだ。

これらの山車が町内を引き回されているところを、実際に見てみたいものだ。



4月24日には香取市合併10周年記念として、全24台の山車の特別引き回しが行われるそうだ。近くなら来てみたいが、広島からは遠~~い。



 山車会館を出てから、重伝建エリアを東北南西と見て歩く。これは見ごたえのある江戸後期から明治期の木造建築物だ。これまでよくぞ残ってきたものだ。

      

     

 ふと街を東西に分けている小野川べりを見ると



心が和むパフォーマンス。そしてその向かいのお宅の玄関先には



さらに小野川に下りる石段の下には

  



雛人形があちこちで川の方を向いて座っている。



こんな美しい街を静かに見ることができてよかった。賑やかな海外の観光客には見せたくないな。

 そしてこれは奥の撮影リクエスト



ここは祭りの時に来たい街だ。四国の西条祭りも好きだが、ここにも気持ちが惹かれる。





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鹿島神宮に参拝してきた(2016/3/15-2)

2016年03月16日 | 2016/3 春を感じに房総に
やっと晴れてきたぞ。風は冷たいが、お昼頃には暖かくなってくるだろう。
ここまでやってきたのは、鹿島スタジアムに行くためではなくて鹿島神宮に参拝するため。潮来から神宮橋をわたっていくと、右手の川の中に鹿島神宮の一の鳥居がある。



二の鳥居に続く参道の500メートルぐらい手前に、神宮の無料駐車場があるので、そこにクルマを入れて参道を歩いていく。途中に桜の木があって、五分散りぐらいだがなかなか爽やかな感じだ。ここは塚原卜伝を紹介するパネルを置いた休み舎になっている。卜伝はNHKドラマにもなったが、鹿島神宮の神官の家に生まれている。



人通りも車も少ない参道沿いのお土産屋さんも、意外な程数が少なく露出も控えめで雰囲気がいい。天下の鹿島神宮がこんなものなのかと思うくらいだ。
 あの最上稲荷でさえも門前町が(今は寂れているが)延々と続いているのに、ここのあっさりしたところはどういうことなんだろう。伊勢神宮はおはらい横丁が賑わっていたけど、江戸にも近いここは庶民には敷居が高いところだったのだろうか。
 鹿島神宮の主祭神は「武甕槌(タケミカヅチ)大神」。武道の神だ。



 正面に二の鳥居だ。



伊勢神宮のように白木でできている。




そして手水舎と楼門は朱塗り。





 手水舎が楼門の外側にある。なぜか少し引っかかった。この朱の色合いがいい。



楼門を入ってすぐ右側に絵馬をかける架台がある。手前に剣の形をした絵馬「心願の剣」をかける柱が立っている。遠目に見たところでは昔なら「武運長久」、今は剣道少年の昇段祈願や試合の必勝のような願い事かと思った。しかし普通の絵馬のような健康や合格などの願い事だった。

いよいよ拝殿だ。



 拝殿、本殿は参道に対して横を向いている。そして拝殿は白木造りなのに対して本殿は素晴らしい彩色の模様で飾られている。





この彩色も落ち着いた色合いで、これぞ日本と言いたくなる。

拝殿の前からさらに奥参道に進んでいく。



道の幅は広いがずーっと奥まで鬱蒼とした森だ。途中に「さざれ石」があった。



そして森の奥の奥宮。



奥宮の横から右手にどんどん進んでいくと、要石がある。





さて何の石かな。土の中から石の一部が出ている。

再び奥社への道を戻って途中の大鯰の碑の五差路がある。



ここを右(北)にどんどん歩いていったら国道124号線に出た。歩いてきた道が国道を越えてまっすぐ伸びていたから、この神宮の森の中の道も大昔からの街道の一部だったのだろう。

 少し国道を歩いていくと大鯰の五差路に戻る道の入口だ。



この道を戻りながら、大昔塚原卜伝もこの道を歩いたのかななどと思った。

 クルマに戻って昼食。
そして道の駅「さはら」にやってきた。今夜はここで車中泊だ。




となりに川の駅というのがあって、大型車はそちらに駐車場がある。



 本日の走行はわずかに34.3キロ、燃費は9.0Km/Lだった。





 道の駅についた頃には気温も上がってきた。せっかく自転車を持ってきたのだから少しその辺を走ってこよう。川の駅ではレンタサイクルがある。そして川土手の上は立派な自転車・歩道が続いている。信号もない快適な道だ。

それにしても利根川は大きい。





遠くに筑波山が見える。どこまで走っても見える。



8キロ走ったところで戻ってきた。川の駅が見えてきた。



 今日の夜も規制中だ。明日の朝のうちに大急ぎで投稿だ。



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