こんばんは、元美術部です
昨日は新国立美術館のノワール展に顔を出してみました。
やっぱりアマチュアとは違い感動できる絵が何点もありますね、そして、アマチュアとの一番の違いは「美しさ」ではなく「大きさ」でもなく「テクニック」でもない、僕が見て一番の違いは「表情」です。
ノワールの描く人物画は一人ひとりかすかな表情があります。もちろん、今の画家さんの絵にもしっかりと表情はあります。でも違うのは、ノワールの方が実は表情自体は薄いんです。それでも、その描かれた方々の思っていることが伝わってきた気が僕はしました。
特に僕の印象深かった絵は「麦藁帽子をかぶった少女」と云う絵
比較的無表情に近い少女の横顔を描いた絵のですが(あくまで僕は)その絵を見た一瞬のうちにその少女が泣いてるように見えたところです。涙などは一切かかれていないのですが、すでに頬を走った様に僕には見えました。
ついでにもう一枚、「針仕事をする女性」確かこんなタイトルだったと思います。この絵は薄暗い部屋で裁縫をしている女性の絵なのですが、目立つのは横にある花、さんさんと輝く窓からの光、それを一身に受ける花、そして、かすかにあたる日の光を頼りに裁縫をする女性
別にたいした絵ではありません。でも僕にはある種の物語のワンシーンに見えました。たぶんその女性が縫っているのは、すでに働いている夫のもの
もしくは、これから働きに出る息子のためにいいものを着せようと一生懸命になっているのか
どちらにしても微笑ましく、とても幸せそうに見えたのを覚えています。
昨日は新国立美術館のノワール展に顔を出してみました。
やっぱりアマチュアとは違い感動できる絵が何点もありますね、そして、アマチュアとの一番の違いは「美しさ」ではなく「大きさ」でもなく「テクニック」でもない、僕が見て一番の違いは「表情」です。
ノワールの描く人物画は一人ひとりかすかな表情があります。もちろん、今の画家さんの絵にもしっかりと表情はあります。でも違うのは、ノワールの方が実は表情自体は薄いんです。それでも、その描かれた方々の思っていることが伝わってきた気が僕はしました。
特に僕の印象深かった絵は「麦藁帽子をかぶった少女」と云う絵
比較的無表情に近い少女の横顔を描いた絵のですが(あくまで僕は)その絵を見た一瞬のうちにその少女が泣いてるように見えたところです。涙などは一切かかれていないのですが、すでに頬を走った様に僕には見えました。
ついでにもう一枚、「針仕事をする女性」確かこんなタイトルだったと思います。この絵は薄暗い部屋で裁縫をしている女性の絵なのですが、目立つのは横にある花、さんさんと輝く窓からの光、それを一身に受ける花、そして、かすかにあたる日の光を頼りに裁縫をする女性
別にたいした絵ではありません。でも僕にはある種の物語のワンシーンに見えました。たぶんその女性が縫っているのは、すでに働いている夫のもの
もしくは、これから働きに出る息子のためにいいものを着せようと一生懸命になっているのか
どちらにしても微笑ましく、とても幸せそうに見えたのを覚えています。