5月最終土日はサルジユ・エミーラ稽古でした。
今まで稽古後に変更、追加等あったところや教えていただいたことなどをまとめてメールで共有していましたが、各自の確認に任せていたままで揃って確認をすることをしておらず、土曜日はその擦り合わせからはじめました。その後、参加メンバーでできる場面と歌唱を稽古しました。繰り返し稽古している場面が段々と良くなってきています。
日曜日には演出の先生に演技の基礎となるものを教えていただきました。自分の役に共感するため、それを表現するための方法を全身を通して教えていただきました。何度も繰り返すことで自分のものになっていくこのレッスンは、やまと塾の普段の稽古にも取り入れ、もっと勉強していきたいものでした。
やまと塾の中で「役者は演出家に言われた通りにやるべき」というものが確立されていて、無知な私はその言葉通りに受け取っていたけれど、本来の意味を違えて受け取っていたように思います。段取りや指示ではなく、役者の内面から出る力の大きさ、圧倒的な説得力を感じました。私の見たことのないやまと塾メンバーがそこにいました。それはそれは感動の発見でした。
考えてみたら、私が本当の意味で共感して演じてきた役がどれだけあったのかなと思います。どこまで感情を寄せて表現していただろう?今思うのは、どの役をするにしても一生懸命ではあったけれど勉強不足なことは確かだったなと。
サルジユ・エミーラの稽古を通して成長しているやまと塾メンバー、指導して下さるF先生とアシスタントのY先生、たくさんの気づきをありがとうございます。
サルジユ・エミーラ稽古はまだまだ続きます。
前半のパートナ-と組み、戸惑いながらうちなる、感情を言語化。後半の実際の稽古では、みなの表現が高まったことを実感しました。全員参加もうれしいことでした。