「ノストラダムスの大予言」を書いた五島勉氏は、昨年6月16日にお亡くなりになっていました。享年90歳。
1973年11月に発売された著書は、250万部を超える空前のベストセラーとなり、五島氏は、その後も続編を何冊も出されました。当時の印税としては、物凄い金額だっただろうと思うし、ああいう本を世間に仕掛け、あれだけのブームを起こしたのは凄腕だったと思います。
74年には映画化され、何と文部省推薦作品だったんです!(笑)ところが今では「封印作品」となり、勿論ソフト化されていません。僕はこの作品を映画館で観ているのですが、放射能やいろいろとヤバイものを扱っていて、その処置も仕方がないのだろうと思います。所詮日本には表現の自由とか、そういう意識はまだまだ低いと言うか、お上が好きなように設定しているということが良く分かります。
最近では少数派の意見ばかりを尊重し、調和という名の下に、何でもあり・・・。年寄だけが仲間外れという感が無きにしも非ずと、個人的には思ってしまいます。
小学生の時、この本を読みましたが、本当に「この世が、僕がアラフォーの時には終わるんだ・・」と、怖かったのを今でも覚えています。リアルタイムでこの本を読まれた方、あなたは読んだ時にどう感じましたか?僕は今でもこの本を残しています。(笑)