小説「特急白鳥十四時間」を読んだことで、屋根裏を探すと・・出て来ました。
昭和56年(1981年)の暑い夏に大阪を離れ、北海道に行った時の記念品が。
これが「特急白鳥」に乗った時の切符です。
親友Iが皆既日食を見に行かないか?と誘ってくれたのが、1981年の夏。7月29日、僕の誕生日の翌日に、大阪駅から特急白鳥で青森へ、そして青函連絡船を経て、稚内に到着したのは翌30日の夕方!その間ずっと列車の旅・・今なら絶対に身体がもちません(笑)飛行機で数時間で行ける場所に、お金が無い学生の身であった為、何十時間も列車の固いシートに座っていました。
しかし、「白鳥」も「青函連絡船」も、数多くの映画や小説の舞台になりましたが、今は知らない人がどれだけいるでしょう。今から思えば、素晴らしい青春時代の思い出です。
宗谷岬・日本最北端の地に辿り着き、多くの天文マニアが集結しているのを見た時は驚きました。
残念ながら日食は、雲が多くて今一つでしたが、この前年1980年の夏休みに、友人達と北千里公園で生まれて初めて天体望遠鏡を覗いたこと、茨木の山中でのペルセウス座流星群観測で、嫌というほどの流れ星や火球を観た事に続く、天文観測イベントは大切な思い出です。