学祭と言えば「ファイヤーストーム」。全国いろいろな高校で行われていると思います。大阪府の第一学区の豊中高校にも同じく、ファイヤーストームにまつわる話があります。
豊高において初めてファイヤーストームが実施されたのは、昭和43年の体育大会の後夜祭。しかし、昭和50年から体育大会の後夜祭は中止され、ファイヤーストームは文化祭の中夜祭に移行されました。翌年に創立60周年を控えた昭和55年の文化祭の中夜祭では、特別企画がなされました。
特別企画は「迎60」の仕掛け花火でした。
文化祭1日目が、あいにくの雨天となった為、実際には2日目終了後の後夜祭となりましたが、ファイヤーを囲んでフォークダンスや軽音楽部の演奏などが行われ、最後に花火に点火されました。例年以上に多くの生徒を集めた仕掛け花火は好評でした。
もう1つ1980年のお話を。
昭和55年入学の35期生は、初めての12クラスでした!昭和54年から普通教室の増築工事が始っていたものの、55年度には間に合わず、普通教室が足りなくなって、社会科教室・国語演習教室をホームルーム教室に充てて急場をしのぎました。
新たに完成した普通教室は、2号館の西側に1階2教室、2階・3階にそれぞれ1教室の計4教室。特に北側に張り出した形になった3教室は、教室の後ろ側から入り、前が黒板、左右両側が窓という独特の構造でした。両側に窓があったことから、俗に「金魚鉢」教室と呼ばれました。