80年代に大ブームだった「ドライブ・イン・シアター」。行ったことがない人も多いと思います。
新型コロナウイルスで、映画館はガラガラの不入りが続いています。そこで注目されているのが、ドライブ・イン・シアター。
映画館なら今は家族でも、隣同士で座れません。ところが車という隔離された場所なら、家族団らん、お喋りしながらも鑑賞出来るということで、注目を集めているのです。
新型コロナの感染拡大によって、懐かしい文化が復活するのも皮肉なものですが・・。全国各地(東京サマーランドや、横須賀など)でイベント扱いで、ドライブ・イン・シアターが開催されていますが、兵庫県・「豊岡劇場」が、関西発の試みを先日行いました。
映像は、スーパーの屋上の広告塔に映し出し、音声は、車のFMラジオの周波数を合わせて聴く。上映されたのは、アカデミー賞受賞作の「グリーンブック」。
一過性のものではなく、ドライブ・イン・シアターの人気から、若者が、車を使ったデート等に感心を持ち、人との交流を楽しむ世の中に戻ってほしいと願います。