僕の学生時代は「JR」ではなく、「国鉄」でした。国鉄がJRになったのは1987年、昭和62年のことですから、ついこの前・・と、僕は思ってしまいます。(笑)
この古びた駅。JR福知山線の「川西池田駅」です。大昔の写真のように見えますが、1975年(昭和50年)頃です。
この当時は能勢電鉄で、川西能勢口とこの駅が結ばれていましたが、1981年(昭和56年)にその線路は廃止され、同じ年、川西池田駅は福知山線の複線電化事業に伴い、約300メートル東に拡張され、現在のような高架駅になりました。ですから写真のような姿は、80年代初頭まで普通に見られた景色でした。
それがある日突然、上のような姿に生まれ変わるのです。建物・景色が一変するのは、本当にある日突然に・・です。
上の写真も今や懐かしい2008年(平成20年)のもので、駅前はロータリーが整備され、清和源氏の源満仲の馬上の姿の銅像が設置されています。
ところで、この近くに在住の皆さんは、旧駅舎のプラットホームに使用されていた敷石が、近郷の小戸神社境内の敷石に使用されていることをご存知でしたか?