先月19日、北海道民にとっては深刻且つ、衝撃的なニュースが流れた。
政府の地震調査研究本部が、北海道の千島海溝沿いの太平洋で、「今後30年間以内にマグニチュード8.8以上の”超巨大地震”が発生する確率は最大40%」とする見解を発表したのだ。
つまり、東日本大震災並みの地震が切迫していると。
ただ、このニュースが伝わった後の道内各方面の反応がよくわからない。
地元の新聞(道新)が、後追い記事と社説を1本掲載したのみで、例えば、北海道庁などは何のコメントも出していない。釧路市や根室市なども同様で、何の反応もない。
従来、地震や津波の対策は行っているので、「今さら超巨大地震などと言われても困る」ということなのだろうが、改めて、防災対策に抜かりはないかなど注意を再喚起する必要があるのではないか。
どうもその辺の感覚がよくわからない。イラストは、朝日新聞から借用しました。