アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

フレイルとは?

2018年01月19日 | アーバンライフ

最近、ネットや雑誌などで「フレイル」という言葉をみかける。

「老年症候群」とも呼ばれ、フィジカルな寿命と健康寿命との落差、10年余りの期間に横たわる「心と体の虚弱状態」を指すとされる。

元々は、日本老年医学会が2014年に提唱した概念。
「老衰」というと加齢に伴うもので避けられない印象を持つが、フレイル(Frailty)は、適切な対策で再び、復元できる状態を言う。(下図)

特に、体力の衰えだけでなく、生きがいの喪失など精神状態の悪化、地域とのかかわりなど、社会参加の意欲を失うことにも関係しているという。

克服するには、例えばボランティアへの参加や趣味のクラブに入るなど、自分に合った活動を続けることが大切だ。

また、適度な運動を継続すること、バランスの良い食事をとることなども重要な要素となる。

この「フレイル」、小生など77歳人にとっては身につまされる問題だ。イラストは、週刊朝日1月19日号から拝借しました。

蛇足:学会の正式見解は、こちらでご覧になれます。

コメント (2)