現役時代を含め欧州各地を旅したが、美味しいものが食べられるのは、フランス、イタリアかスペインだと思っている。
ということで、今回のドイツ、ベルギー、オランダでは期待していなかったが、ブリュッセルの老舗レストランで食べた「ムール貝」のワイン蒸しは美味しいと思った。
新鮮なムール貝を、薬味(セロリ)を入れた白ワインで蒸しただけという、言わば、料理とも呼べぬ一品なのだが、これがなかなかグーなのである。
加えて、その量の多さである。
ご覧のように、直径20cmはあろうかというバケツのような器に、蒸した「貝」が山盛り出て来た。食べても食べてもまだあるという感じであった。
ただ、全部平らげるには無理があり、小生は完食度90%程度であった。
いつもならツアーメンバーの笑いがはじける食卓だが、この間だけは皆、黙々と貝を開いては口に入れていた。レストランの画像は、ネットから拝借しました。