オランダと言えば、真っ先に思い浮かぶのがチューリップ畑である。
そこで生産される球根等は、輸出の重要品目である。
ちなみに、農産品の輸出額は約9兆円(2013年)で、米国に次ぐ世界第2位である。九州ほどの面積しか持たぬことを考えると、その生産性の高さに驚く。
輸出額の内、球根等は約1兆2千億円で、全体の12.2%(1位)を占める。
今回のツアーでは、そのチューリップ栽培を見学する試みもあったのでご紹介しよう。
そこは、アムステルダムの北北西約80kmの北海に面した「ザイプ」という球根栽培のメッカとも呼ぶべき地域であった。
そこに広がるチューリップ畑の壮観さには目を奪われた。
大きな写真がこちらにあります。
散水風景。水路から水をくみ上げ広大な畑に散水して行く。
チューリップは、開花すると3日ほどで花はすべて摘み取られ(手前の畑)、以後、球根の生育期に入る。
そして、3ヶ月ほど経過すれば(球根の)収穫期を迎えるという。大きな写真がこちらにあります。
それにしても、同国におけるチュリーップ栽培事業のすさまじさを垣間見る思いであった。地図情報は、googleから拝借しました。