若干30歳の指揮者、坂入健司郎氏が率いる川崎室内管弦楽団によるモーツアルトの名曲アルバム。
何でもこの管弦楽団の結成演奏会のライヴということなのだが、その溌剌とした楽しい演奏は、天才モーツアルトの精神に限りなく近いのではないかと思った。
また、同時収録の「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」も、毛利文香さん (ヴァイオリン)、田原綾子さん(ヴィオラ)という才能豊かなソリストを迎えて、これもモーツアルト音楽の魅力を満喫させてくれる。ご一聴をお勧めします。
ALTUS ALT-387
2016年12月30日 / 藤原洋記念ホール(ライヴ録音)