光文社新書 227頁。
共に、ショパン国際ピアノコンクールを制した二人だが、その演奏スタイルは大いに異なっている。
アルゲリッチは、「感情豊かに感性で弾く」が、ポリーニは「完全無欠な演奏」に徹する。
こうした演奏スタイルの違いは、二人の私生活の違いにも現れていて、アルゲリッチには3人の娘がいるが、いずれも父親が異なるという。
ポリーニは、コンクールに優勝した後、ミラノの大学で物理学と美学を専攻、勉学に励んだ。
クラシック界に君臨した二人だが、正直、小生はシンパシーを感じることはなく保有するアルバムもほとんどない。