先の「街道をゆく」シリーズ第6巻「沖縄・先島への道」を拝見して、またぞろ司馬文学にはまった感がある。
あの物言いの面白さ、博識に裏付けされた奥深さで一旦、これにはまると抜け出すのは難しい。
という訳で、今度は、同氏の傑作短編集に手をつけた。
確か、随分前に一度読んだ記憶があるが、短編故、個々の物語は記憶の彼方だから、再読しても違和感はない。
確か、随分前に一度読んだ記憶があるが、短編故、個々の物語は記憶の彼方だから、再読しても違和感はない。
この巻には、1968~76年に発表された短編7編が収められている。442頁。
「馬上少年過ぐ」や「貂(てん)の皮」などの有名作品も含んで、読み応えのする1冊となっている。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)
「馬上少年過ぐ」や「貂(てん)の皮」などの有名作品も含んで、読み応えのする1冊となっている。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)