意欲的な音造りで名を馳せている指揮者だが、今回初めて聴いた。
名曲の指揮ということもあり、あれこれ細部の音の創り方の違いが気になった。
ただ、それは前向きの姿勢で、聴く意欲をそぐものではなかった。
彼は、ウイーンの出身で、クラウディオ・アバドの元で修行し、2008年からピッツバーグ交響楽団の音楽監督を務め、マーラー交響曲集の録音は高い評価を得ているという。
機会があれば、これも聴いてみたいと思った。
このドーナツには、リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番も収められている。
収録曲
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
リヒャルト・シュトラウス:ホルン協奏曲第1番変ホ長調 Op.11
演奏
ピッツバーグ交響楽団
ウィリアム・キャバレロ(ホルン)
マンフレート・ホーネック(指揮)
録音:2017年10月27-29日・2012年9月22-24日(ホルン協奏曲)
Reference Recordings FR728SACD(輸入盤)