アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

歓迎!~市民連合と野党4党との政策合意

2021年09月10日 | ドラミング

 

一昨日、市民連合が提起した総選挙勝利をめざす「野党共通政策の提言」に、立憲民主、共産党、社民党、れいわ新選組の党首が署名し、両者の合意が成立しました。

さあ、これで衆院選を闘う野党側の政策的準備が整いました。

「政策」は、国民が期待する内容になっており、これで闘えば勝利疑いなしです。私たち庶民も、これをよく勉強して身に着け、政権交代の実現に向け頑張りましょう!


衆議院総選挙における野党共通政策の提言~命を守るために政治の転換を~

新型コロナウイルスの感染の急拡大の中で、自公政権の統治能力の喪失は明らかとなっている。
政策の破綻は、安倍、菅政権の9年間で情報を隠蔽(いんぺい)し、理性的な対話を拒絶してきたことの帰結である。

この秋に行われる衆議院総選挙で野党協力を広げ、自公政権を倒し、新しい政治を実現することは、日本の世の中に道理と正義を回復するとともに、市民の命を守るために不可欠である。

市民連合は、野党各党に次の諸政策を共有して戦い、下記の政策を実行する政権の実現をめざすことを求める。

1 憲法に基づく政治の回復
・安保法制、特定秘密保護法、共謀罪法などの法律の違憲部分を廃止し、コロナ禍に乗じた憲法改悪に反対する。

・平和憲法の精神に基づき、総合的な安全保障の手段を追求し、アジアにおける平和の創出のためにあらゆる外交努力を行う。

・核兵器禁止条約の批准をめざし、まずは締約国会議へのオブザーバー参加に向け努力する。

・地元合意もなく、環境を破壊する沖縄辺野古での新基地建設を中止する。

2 科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化
・従来の医療費削減政策を転換し、医療・公衆衛生の整備を迅速に進める。

・医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの待遇改善を急ぐ。

・コロナ禍による倒産、失業などの打撃を受けた人や企業を救うため、万全の財政支援を行う。

3 格差と貧困を是正する
・最低賃金の引き上げや非正規雇用・フリーランスの処遇改善により、ワーキングプアをなくす。

・誰もが人間らしい生活を送れるよう、住宅、教育、医療、保育、介護について公的支援を拡充し、子育て世代や若者への社会的投資の充実を図る。

・所得、法人、資産の税制、および社会保険料負担を見直し、消費税減税を行い、富裕層の負担を強化するなど公平な税制を実現し、また低所得層や中間層への再分配を強化する。

4 地球環境を守るエネルギー転換と地域分散型経済システムへの移行
・再生可能エネルギーの拡充により、石炭火力から脱却し、原発のない脱炭素社会を追求する。

・エネルギー転換を軸としたイノベーションと地域における新たな産業を育成する。

・自然災害から命とくらしを守る政治の実現。

・農林水産業への支援を強め、食料安全保障を確保する。

5 ジェンダー視点に基づいた自由で公平な社会の実現
・ジェンダー、人種、年齢、障がいなどによる差別を許さないために選択的夫婦別姓制度やLGBT平等法などを成立させるとともに、女性に対する性暴力根絶に向けた法整備を進める。

・ジェンダー平等をめざす視点から家族制度、雇用制度などに関する法律を見直すとともに、保育、教育、介護などの対人サービスへの公的支援を拡充する。

・政治をはじめとした意思決定の場における女性の過少代表を解消するため、議員間男女同数化(パリテ)を推進する。

6 権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現する
・森友・加計問題、桜を見る会疑惑など、安倍、菅政権の下で起きた権力私物化の疑惑について、真相究明を行う。

・日本学術会議の会員を同会議の推薦通りに任命する。

・内閣人事局のあり方を見直し、公正な公務員人事を確立する。

2021年9月8日

安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

上記政策を共有し、その実現に全力を尽くします。

立憲民主党代表  枝野 幸男(署名)

日本共産党委員長 志位 和夫(署名)

社会民主党党首  福島みずほ(署名)

れいわ新選組代表 山本 太郎(署名)

 

 

 

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ベランダ花壇

2021年09月09日 | アーバンライフ

 

ダリアが咲き出して、拙宅のベランダが急に賑やかになって来た。

隣のプランターから逃げ出して来た春菊も黄色い花をつけていて、枯れ木も山の賑わいの景を呈している。

また、当初、2株のダリアは同色と思っていたのだが、満開になった花をよく見ると、微妙に色合いが異なっている。

つまり、彼女らは個性豊かに咲いているのだと主張しているかのようだ。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2021年09月08日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

1ー3句:「逃げるは恥だが役に立つ」を地で行ったか?

4句:4年の実刑ながら、即日、1億円を積んで出所とは・・・。

5句:願い下げます。(札幌市民)

6句:コロナ禍は、貧富出自を差別しか。

7句:だけど、「太陽がいっぱい」の方が良い。

 

 

 

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My Favorite Analog!~ヴィバルディ「二つのヴァイオリンのための協奏曲集」

2021年09月07日 | 音楽三昧

 

ソニー世界音楽全集の中の1枚。
スターンとオイストラフの二大巨匠が聴かせる深淵なヴィバルディの2台のヴァイオリンのための協奏曲集。

その美技によって数百年前のヴィバルディが現代に蘇った。
それぞれの曲の第1ヴァイオリンを両者が譲り合って担当するという妙もみせている。

収録曲

 ヴィバルディ 二つのヴァイオリンのための協奏曲
 ・ニ短調 F.I.100(第1ヴァイオリン:スターン)
 ・ハ短調 F.I.12*(第1ヴァイオリン:オイストラフ)
 ・ト短調 F.I.98(第1ヴァイオリン:スターン)
 ・ニ長調 F.I.41*(第1ヴァイオリン:オイストラフ)

演奏

 ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
 ヴァイオリン:アイザック・スターン、ダヴィッド・オイストラフ
 チェンバロ:ウイリアム・R スミス*

ジャケットには、ピエロ・ディ・コシモの「シモネッタ・ヴェスプッチの肖像」(部分)が使われている。

 

 

 

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柳 広司著「アンブレイカブル」

2021年09月06日 | 読書三昧

 

「罪は捜すな、仕立て上げろ!」と、官憲による思想弾圧が猛威をふるった戦前・戦中の時代。

そうした凄惨な弾圧に抗って、信念を貫く男たちがいた。書き下ろし、262頁。

本書は、「蟹工船」を執筆したプロレタリア文学の旗手「小林多喜二」、反戦川柳作家の「鶴彰」や横浜での不可思議な失踪に怯えた編集者たち。

加えて、在野の天才哲学者「三木清」ら、法の贄となった「敗れざる者」たちへのオマージュである。

 

 

 

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ダリヤが~

2021年09月05日 | アーバンライフ

 

ベランダのプランターでダリアが咲き出した。

春先に、コープのトドック(食材宅配)で、何気なく購入した球根(5ヶ)をプランターに埋めておいたら(内、3ヶが)芽を出し、大きく(背丈1mくらいに)育って花をつけ始めた。

選りによって、この暑い最中に赤いダリアかと思いつつもよく咲いてくれた。

願わくば、半分は別の色だったらよかったのに・・・。

 

 

 

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時事川柳傑作選

2021年09月04日 | アーバンライフ

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

昨日の辞任劇を川柳子はどうみたか?

 

1ー4句:拙作~無為無策無為無策の果てに逃亡し。

5句:ブレーキを踏み続けると猛スピードで人を跳ねるそうです。ご注意を!

6句:あれで良ければ誰でもレポーターになれそう。

7句:「寒くてどうしようもない」と首都圏に住む友人からメールあり。

 

 

 

 

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My Favorite Analog!~ミュンシュ・パリ管「ベルリオーズ:幻想交響曲」

2021年09月03日 | 音楽三昧

 

これまた懐かしい「幻想交響曲」である。1967年10月の録音。

EMI/Angel レーベルだが、拙宅にはこのレーベルのレコードは、名曲全集の100枚以外ほとんどない。

理由はさだかでないが、たぶんお気に入りのアーティストが少なかったからかも知れない。

その中にあって、シャルル・ミュンシュだけは、孤高の如く名曲の数々を聴かせてくれている。

収録曲

 ベルリオーズ 幻想交響曲 作品14a

演奏

 パリ管弦楽団 指揮:シャルル・ミュンシュ

曲趣は、洒落た感覚に満ちたものだが、これがパリ管の演奏スタイルにマッチするのか、とても優雅な「幻想~」に聴こえる。

他方、終曲近くのオドロオドロしい雰囲気も、パリ管にかかるとドロ臭くならないのが良い。

ジャケットには、ギュスターヴ・モローの「ガラテイア」(の一部)が使われている。下図はその全体像。ウイキィから拝借。

 

 

 

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フレイルに負けるな!

2021年09月02日 | アーバンライフ


1年半余の自粛生活で、心身共にフレイル状態である。

つまり、前向きな生活態度を保てないとか、特に身体面での衰えは隠しようがない。

これを少しでも挽回すべく、そのとっかかりにしようと、昨日、妻と二人でゴルフの練習に出かけた。

コロナ禍の昨今、練習場もお客が少ないのではと思っていたが、そこそこお客がいて安心した。(平日の昼間だが、120打席の内、埋まっていたのは2~30席ほど)

他方、クラブを握るのは2年振りなので、ボールに当たるか心配だったが、すぐ感覚を取り戻して打ち続けることができた。

ただし、問題は視力で、自粛生活では(マスク必須のため)メガネなしのため視力が衰え、打ったボールの弾道がよく見えない。

これはゴルフを楽しむには致命傷で、メガネを作り替える等、抜本対策が必要なことが分かった。

100球ほど打って帰って来たが、身体がすっかり軽くなり、運動することの大切さを痛感した。

これを機会に、毎日、身体を大きく動かすことを続けて行きたいと思っている。

 

 

 

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痛ましい自宅療養者の死

2021年09月01日 | アーバンライフ

 

今朝の新聞(赤旗日刊紙)1面に掲載されたこの記事。

「真面目で仕事も楽しんでいた」30代の息子は、コロナで自宅療養の果てに、自らを傷付け自死したという。

ご本人を始め、残された家族の方々の無念は計り知れない。

先日、ニュース番組で伝えられた30代の男性も、入院加療が受けられないでいた(訪問看護は受けていた)が、ようやく入院できた翌日に亡くなった。昨日も、静岡でお一人亡くなったという。

現在、全国で20万人近い感染者が自宅療養を強いられている。

従って、このように何のケアを受けれないまま苦しみまた、亡くなる方が急増する可能性がある。

これが、医療先進国で且つ、国民皆保険制度を持つ我が国の現状とはとても思えない事態だ。

蛇足:先ほど見たNHKオンラインのニュース。

 

 

 

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