アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

新着ドーナツ~小林愛実「ショパンコンクール・ライヴ」

2022年09月09日 | 音楽三昧

 

昨年秋、第18回ショパン国際ピアノコンクールで、第4位に入賞した小林愛実さんのコンペテションライブを聴いた。

先に、2位に入賞した反田恭平氏の演奏を、穏やかで説得力に満ちたものとご紹介したが、小林さんのそれは「たくましく情熱的」である。

それは、コンチェルト演奏中のスナップを拝見しても納得できよう。

 

彼女は、前回の経験を生かし、より積極的な演奏に心掛けたのではないかと思われる。

それにしても、情熱的で説得力のある演奏に拍手を送りたい。

収録曲(Disc2)

 ・ショパン/幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
 ・同/バラード 第2番 ヘ長調 Op.38
 ・同/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
 ・同/ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op11*

演奏

  小林愛実(ピアノ)
  アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団*

 
録音 2021年 M-plus Domestic ONIFCCD647

 

 

 

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レッドカード

2022年09月08日 | ドラミング

 

安倍元首相の国葬についてである。

記事のように、各種の世論調査で反対が賛成を上回っている。

首相の決断と閣議決定が、直近の世論調査でこれほどの反対に直面したことはまずあるまい。
それは、国民からレッドカードを突き付けられたに等しい。

第一に、「憲法違反」である。法の下での平等と良心の自由という、現行憲法のキモをなす条項に反しており、且つ、実施のための法的根拠がない。

第二に、安倍元首相は、戦後最も長期にわたり現行憲法と国会を軽視し、デタラメな政治を行い且つ、ウソをつき続け、範を示すべき首相の権威を地に貶めた人物である。

何故、このような人物を「国葬」で報いなければならないのか。

上げればきりがないので止めるが、こと左様に、これほどバカげた決定を刹那的に行う岸田首相を(他の政策実行においても)信用することは出来ない。即刻、退陣する以外方法がないであろう。記事は、6日付けしんぶん赤旗から転載しました。

 

 

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新着ドーナツ~反田恭平「ショパンコンクール・ライヴ」

2022年09月07日 | 音楽三昧

 

昨年秋、第18回ショパン国際ピアノコンクールで、第2位に入賞した反田恭平氏のコンペテションライブを聴いた。

音が出てしばらくして、「反田君って、こんなにやさしい音で弾く人だったっけ?」と妻に話しかけたほど、その演奏は穏やかでナイーヴなものであった。

過去2回、同氏の生演奏を聴いているが、どちらかと言えばエネルギッシュな演奏だったと記憶している。

しかし、このドーナツから出る音はやさしくマイルドで、説得力に満ちたものであった。あるいは、審査を意識した音造りに徹していたのかも知れない。

また、(予選から本選と進み)曲が変わっても、演奏スタイルは一貫していて、微塵のゆらぎも感じられないすばらしいものであった。

収録曲(Disc2)

 ・ショパン/ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op35「葬送」
 ・同/ラルゴ 変ホ長調 Opposth「神よ、ポーランドをお守りください」
 ・同/ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op53「英雄」
 ・同/ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op11*

演奏

  反田恭平(ピアノ)
  アンドレイ・ボレイコ指揮ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団*

 
録音 2021年 NIFC NIFCCD643-644

 

 

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時事川柳傑作選

2022年09月06日 | ドラミング

今朝の新聞(朝日)に掲載された時事川柳。

世相を反映した傑作が並んだのでご紹介しよう。

 

 

1句:ネットの中止署名40万筆越えとか・・・。

2句:よりによって(と言うより、またしても)「桜」と同じ業者の由。

3句:座布団一枚!

4句:トランプ氏。

5ー6句:他にもあるんじゃないのとの声しきり。札幌市長、IOCバッハ会長訪問取り止め。

7句:言えてる。

 

 

 

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いやはや・・・

2022年09月05日 | 読書三昧

 

今季(22年上半期、第167回)の芥川賞受賞作である高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」を読んだが、感想は、「いやはや・・・」の一語につきる。

あるラベル製作会社の支店で働く人々を描いた作品だが、登場人物の底意地の悪さに辟易させられる。

差し入れられた手作りケーキを(毎回)捨てる人間がいるかと思えば、それをゴミ袋から取り出して来て(差し入れた)人の机上に置いておくという意地悪をする。しかも、ケーキの作り手と捨てる人間とは、(深い)恋愛関係にあるという。

つまり、現代人のモラル欠如を地で行くような事柄が延々と描かれているのだが、何故そうした作品が権威ある賞に値するのか不思議だ。

このところ毎回、そんな感想を持っているのであまり驚かなかったが、いずれにせよ、読後に少しは「さすがに受賞作は違うな」と言えるような作品を選んで欲しかった。

 

 

 

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何でもランキング~スポーツジムを利用していますか?

2022年09月04日 | ギャラリー

週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今週のお題は・・・。

 

結果を拝見して、なるほどを思いました。

元々、近所にそうした施設があるかどうかも問題で、小生らの住む街では見かけません。

唯一、近くのリゾートホテルにそうした設備を持ち、フィットネスダンスなどのサービスを提供していますが、利用者は限られるようです。

やはり、自分でウオーキングやジョギングをするというのが一般的です。

それも、平日は何かと忙しくてできないため、週末にまとめてやる方が多いようです。

ちなみに、小生がウオーキングに利用する「歩行者、自転車専用道路」も、週末はかなりの利用者でにぎわいます。

 

 

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青竹踏み

2022年09月03日 | アーバンライフ

最近、青竹踏みをやっている。
1回100歩(約2分)を、1日5回ほど。

これが(健康維持に)どんな効果をもたらすのか定かではない。

ただ、従来、ウオーキングの出だし300mほどに出ていた両太腿の張りと痛みが軽くなったことは事実である。

つまり、青竹踏みが両腿の筋を鍛え、無理なく体重を支えることが出来るようになったからかも知れない。

以前、カルシュウム不足からではないかと小魚を食べたり、ちょっとした準備運動をしてから出発するなどしてみたが改善することがなかっただけに、これが本物であることを祈りたい。

 

 

 

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大企業栄え、国(国民)滅ぶ

2022年09月02日 | ドラミング

 

今朝のしんぶん赤旗1面の記事。

国民が賃金抑制や物価高に苦しむ中、資本金10億円以上の大企業においては、この1年で内部留保が17.5兆円も増え、500兆円に迫る勢いになっています。

要は、賃金を抑制し、その分を株式配当と内部留保の積み増しに回しているからです。

これでは、大企業栄え、国(国民)滅ぶことになりかねません。相応の対策が望まれます。

 

 

 

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新着ドーナツ~グリモー「ブラームス:ピアノ協奏曲第1・2番」

2022年09月01日 | 音楽三昧

 

昨日、グリモーさんのブラームスをリッピング(Ripping)してライブラリーに加えるとともに、掲題曲を2曲続けて聴いた。

バックは、第1番がバイエルン放送響、第2番がウィーン・フィルハーモニーと異なるのだが、その違いを含めスケールの大きな演奏を楽しんだ。

エレーヌ・グリモー(ピアノ)さんはフランスの出身で、15歳でCDデビューを飾る等、早くから世界の舞台で活躍して来た。

他方、大学で動物生態学を学んだことから、オオカミの生態に興味を持ち、自らニューヨーク郊外にオオカミセンターを開設して保護活動に取り組んでいると言う。

収録曲 ブラームス

  ・ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
  ・ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
 
演奏

 バイエルン放送交響楽団(第1番)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(第2番)
 アンドリス・ネルソンス(指揮)
 エレーヌ・グリモー(ピアノ)

録音

 2012年4月 ミュンヘン・ヘルクレスザール(第1番)
 2012年11月 ウィーン・ムジークフェラインザール(第2番)

DG Europe 4791058

ウィーン・ムジークフェラインザールでの録音風景

 

 

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