今日は何を書こうかとPC内をウロウロしていたら、この図が目に入った。
米国発の情報だが、本邦に当てはめても問題なかろう。
結果、原発再稼働を促進したり、まして新増設など、検討に値しないことは自明である。
にも拘わらず、例えば、自民党の総裁選で真っ先に手を挙げた、通称「コバホーク」氏など原発促進の論陣を張ってみせた。
加えて、防衛力強化を叫ぶにあたり、日本海沿いに裸の原発が並ぶこととの整合性はどうなっているのか、など説明して欲しいものだ。
今日は何を書こうかとPC内をウロウロしていたら、この図が目に入った。
米国発の情報だが、本邦に当てはめても問題なかろう。
結果、原発再稼働を促進したり、まして新増設など、検討に値しないことは自明である。
にも拘わらず、例えば、自民党の総裁選で真っ先に手を挙げた、通称「コバホーク」氏など原発促進の論陣を張ってみせた。
加えて、防衛力強化を叫ぶにあたり、日本海沿いに裸の原発が並ぶこととの整合性はどうなっているのか、など説明して欲しいものだ。
昨日NHKプラスで、Nスペ「グランパの戦争~従軍写真家が遺した1千枚」を見た。
この番組は、8月16日午後10時30分からNHK総合で放送されたもの。
オランダ在住のママさん写真家は、祖父が米軍の従軍カメラマン時代に撮影した1,000枚を越すスチール写真に接し驚愕する。
そこには、硫黄島での日米の死闘が記録されていた。
所狭しと並べられた米兵の遺体、頭髪を残したまま晒された日本兵の頭蓋骨、さらに占領下の進駐軍向け「慰安施設」内部の写真など、正視に耐えない写真の数々であった。
他方、捕虜となった日本兵が、与えられた煙草を吸いながら取り囲む米兵と交歓する1枚もあり、単に惨い(むごい)というだけでなく、「戦争とは何か」を深く考えさせられる番組であった。写真は、同HPから拝借しました。
昨日ご紹介した稲垣さんの「老後とピアノ」で語られたカティア・ブニアティシヴィリによるシューベルトの「即興曲第3番」を聴いた。
彼女(稲垣さん)はこの演奏にほれ込み、自らもこれを弾くべく練習に励んだとおっしゃるが、小生は従来、カティア・ブニアティシヴィリがシューベルトを演奏することに違和感があった。
結果、このアルバムを聴くことはなかったのだが、今回聴いてみて彼女が惚れこむのも無理ないと思った。
つまり、演奏技術とかの問題ではなく、カティア・ブニアティシヴィリのこの曲に込めた魂のようなものがわかったからである。それは、いらだちを覚える現代にあっても希望を捨ててはならないというメッセージであろう。
さらに、ボーナストラックにある歌心あふれる(リスト編曲の)「セレナード」がすばらしい。
収録曲 シューベルト
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
4つの即興曲 Op.90 D.899
セレナード(リスト編曲)S.560
演奏
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
録音 2018年12月 オーストリア マルクス・シティクス・ザール Sony Classical 19075841202
アフロ髪の元朝日新聞記者、稲垣えみ子さんのピアノレッスン騒動記。
「ショパン」2018年1月~21年12月連載、ポプラ社刊、269頁。
同氏は、50歳で新聞社を早期退職。
53歳で始めた(再開した)ピアノレッスンは、苦難に満ちたものであった。
前作の「寂しい生活」が面白かったので、引き続き本書を拝見した。
曰く、「私にとってピアノとは、老い方のレッスンなのかも知れない。どれだけ衰えてもダメになっても、今、この瞬間を楽しみながら努力するのかどうかが試されているのだ。もしそれができたなら、これから先、長い人生の下り坂がどれほど続こうと、何を恐れることがあろう。」
また、聴くだけでなく「弾く」ことによって、楽聖ベートーヴェンにさえ「対峙する」ことができるという。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)
終戦番組の夏である。
NHKプラスのプレイリストから「太平洋戦争」をタップすると、54編もの番組がリストアップされる。
どれも傑作で、全部見るにはどれほどの時間が必要になるだろう。
今年のそれらを拝見して、二つの特長があると思った。
ひとつは、Nスペ5Minという短編集である。
エゴドキュメントを元にひも解く、短縮版個人戦史である。小生のように目の悪いものにはありがたい短編集である。
ふたつは、地方局制作の番組が多いことである。例えば、NHK札幌放送局が制作した原爆被爆者の(道内)移住者に向けられた差別の実態にせまるものなど、これまで知られていなかった問題である。
これらの番組がリストインしている間に、出来るだけ拝見するつもりである。写真は、ネット公開版から借用しました。
拙宅では、食後のデザートに(少量だが)果物を食べる。
今朝はゴールドキウイ(ニュージーランド産)、昨夕は山形産のぶどう(デラウエア)を楽しんだ。
リンゴは、小玉ながらニュージーランド産が美味しい。適度の酸味と野性味がこれぞリンゴと思わせる。台湾産のパイナップルやフィリピン産のバナナなども良い。
これらは、コープの食材宅配(トドック)で入手しているが、この2~3年、国産果物が美味しくなくなっていると思うのだがどうだろうか。
以前は、リンゴは青森産と決まっていた。これに、季節によっては道産リンゴが混じる展開であった。
ところが、どういう訳か次第に味が落ち、最近は、国産リンゴも梨も柿もサクランボなども味が落ちてしまい満足できない。故に買わないという具合になっている。
農家の皆さんが、これらの栽培に手を抜いているとは思えないので、どうやら昨今の気候変動の影響を受けているのではと思っている。
海では、サンマも鮭もするめイカもダメ。さてさて、この先どうなるのであろうか。
岸田退陣の実質的な仕掛け人~あの裏金問題追及の神戸学院大上脇博之教授のコメントをご紹介します。
この中で、同教授は、
「自民党を変えたいのなら、裏金が発覚した議員の一人ひとりを辞職させるべきです。そうしたこともせず、自民党が本質的に変わることはないと思います。総裁選後に次の首相が誰になろうと期待はできません。」
と述べています。記事は、本日付けしんぶん赤旗から転載しました。
ハリス副大統領の擁立で、米大統領選が面白くなってきた。
従来、老いぼ(れ)タッグだったが、バイデンがハリス副大統領に代わったことで、俄然活気が出て来た。
これで、一時は(狙撃事件などもあり)「しかトラ」とまで言われていたが、この2~3日の動きを見ると、「しかトラ変じてほぼハリ」に変わりつつあるように見える。
このハリス旋風は、オバマのそれに匹敵すると言うから見ものだ。イラストは本日付け朝日新聞から転載しました。
これは、ハリス氏のラスベガスでの演説などを聴いてみても良くわかる。お暇の折にどうぞ。
「すさまじい衝撃音とともに、噴きあがる火柱。
あたりは黒煙と異臭につつまれ、悲鳴と怒号が飛び交った―。当時、現場にいた学生たちの証言です。
▼2004年8月13日の昼でした。普天間基地に隣接する沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落し炎上。破片は付近の住宅密集地にも飛び散り直撃された家も。「恐れていたことが起きてしまった」。そんな思いで駆けつけたと、本紙記者。
▼事故直後から現場は米軍によって封鎖され、消防や警察の立ち入りも拒否。あわや大惨事も外から見守るだけの異常な光景でした。当時の学長も米軍兵士に阻まれ被害状況の確認さえできず、「こんなばかげたことがあるか」と声を荒らげて抗議しました。
▼米軍は墜落の機体とともに構内の樹木も勝手に伐採して持ち去り、土も掘り返しました。放射能による環境汚染の証拠を隠すように。沖縄の大学が米軍に占領された日は、この国の主権が著しく侵害されていることを改めて示しました。
▼事故から今日で20年。基地あるがゆえの危険と、米軍の専横を容認する日米地位協定の屈辱は、いまも続いています。普天間基地周辺の住民アンケートでは「軍用機が上空を飛ぶことに不安がある」との回答が97%を占めました。日本の空をわが物顔で飛び回って被害を与えることも、米兵による性暴力も後を絶ちません。
▼「植民地そのものの状況で起こったと言わざるを得ない」。沖縄県民大集会でこみ上げた怒りの声です。米軍と日本政府の横暴にわれわれは抗(あらが)い続けると。」しんぶん赤旗本日付けから転載しました。