大山れんげ(別名ミヤマレンゲ)は、奈良県大和の大嶺山に咲く,蓮華のような花から付けられたようです。
花は白色、おしべの葯が紅色、めしべが淡黄色です。5月上旬から下旬にかけて咲く優雅な香気を持つ、上品で清楚な花です。時に茶花としても
珍重されるようです。普通は下向きに咲きますが、金剛寺の大山れんげ
は、上向きに咲くそうです。これも上向きに咲いていました。分布は本州、四国、九州。
ハナミズキは、北アメリカ原産で、別名はアメリカヤマボウシとも呼ばれています。明治中期に、東京からワシントン市へ送った桜の返礼に送られて来た物とか。
4枚の花びらのように見えるものは、実は葉の変化したもので,総苞片と
いい、花は中心にあるかたまりの部分だそうです。
お花の写真を撮るようになり、いろいろ物知りになりました。
いづれも曼荼羅寺で見かけたものです。