風のたより

つれづれに

    御室仁和寺(おむろにんなじ)と龍安寺

2010-11-10 | 京都散策
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        11月も早10日となり、ちょっとのびのびになってしまいましたが
        京都の旅の二日目のアップです。

        翌日は市バスに乗ってまづは京都の西のはずれにある御室仁和寺へ。
        仁和寺へは今回がはじめて。

        徒然草の「仁和寺のある法師~~」で有名なあの仁和寺がここなんですね。
        重文に指定されている江戸時代に建てられた仁王門が立派です。
        大きな山門越しに広い中庭が見渡せました。
        つきあたりには金堂があり、その右横には五重塔があります。



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        まづは入り口近くの神殿より入り南庭や霊明殿・白書院などが渡り廊下で繋がっていて
        宸殿は王朝の雅を偲ばせる風雅な佇まいです。
        更に進むと、、、北庭に出てきました。


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        池泉回遊式の庭園でここからは白砂と池の奥に五重塔が見え、絶好のビューポイントです。
        また御室仁和寺は御室桜としても有名とのこと。
        きっと桜の時期にはにぎわうことでしょう。

        帰りしな一心不乱に松の手入れをする庭師さんの姿に出会いました。
        こうした地道な手入れのお陰でお庭の美しさは守られているのでしょうね。



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        御室仁和寺の後は市バスに乗り近くにある石庭として有名な龍安寺へ。

        龍安寺には高校の修学旅行以来です。
        たくさんのお寺巡りの中で唯一印象に残ったお寺でした。
        階段を登り庫裏に到着後すぐにあの有名な庭に、、、、、

        ここにも今日も多くの観光客が廊下の縁先に腰を下ろし石を眺める姿がありました。
        方丈の前庭としての枯山水の石庭ですが、15個あるという石は一か所からでは
        決して見ることができないもののようです。



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        前庭から後ろに回ると、、、、
        有名なつくばいのある裏庭に出ます。

        この銭型のつくばいはよく見ると、、吾、唯、足、知「われただたることをしる」
        まん中の口を取り囲み禅の格言を図案化したものなのだそうです。
        有名なつくばいはここ龍安寺にあるとは知りませんでした。
        修学旅行でも見ていたはずなのに、、、



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        方丈の石庭見学後は広いお庭を巡りながら出口側の道を辿ります。
        途中苔むしたしっとりと落ち着いた風情のお庭が、、、、

        帰り道に龍安寺の大きな広い鏡容池の端に出てきました。
        もみじはうっすらと紅葉で中旬頃が見頃ということでした。