風のたより

つれづれに

          ~~ モモスケ君は虹の橋を渡り、お星さまになりました ~~

2017-12-08 | 



昨夕午後7時15分、可愛い可愛いモモスケ君は、私の腕の中で旅立ちました。
かぞえで15歳でした。

今、私はモモスケ君が亡くなったことが信じられず、ただただ悲しみでいっぱいです。


モモスケ君は数年前から徐々に体調を崩し、2016年6月に血液検査の結果、扁平上皮癌が見つかり
余命は三カ月という過酷な宣告を受けショックでした。

ところが厳しい宣告を払いのけるようにその後もお薬のお陰もあってか大きな体調の変化もなく
病院の先生が首をかしげるほど元気を取り戻し、余命三カ月をとうに過ぎてもはた目には元気でした。
余命宣告されてから早一年以上が過ぎていました。
その時は癌といわれても奇蹟は起こるかもしれないと思ったほどです。

でも見えないところで病魔は忍び寄り、今度は猫特有の腎臓の機能が徐々に悪化し、癌の悪化よりむしろ
腎機能の低下の方の進行が早くなり、それを改善するために最後は毎日の点滴が欠かせなくなりました。
そして最後の最後には腹水にお水が溜まり、それを抜くための今度は利尿剤も加わりました。

そんな中でも食事量は減ったとはいえ、大好きなカリカリを食べ、階段を上がったり、下から飛び上がるほどの
元気も残っていたのですが、、、、

ここ数日の間に体調が急変しあっという間に衰弱が始まり、最後は大好きだったカリカリもお水も飲めない
状態になり、一日の大半をうつろな目で過ごすようになりました。

そして昨夕私の目を見て何かを言うような、ちょっと苦しそうな訴えるような口の動きをし、大きな息遣いを
二度、三度した後あっという間に私の腕の中で旅立ってしまいました。

脱水症状だけにはならないよう気を付け、昨日もお水をシリンダーで与えていたのですが、それが末期の水に
なってしまいました。

余命宣告から一年半が過ぎていました。

モモスケ君は本当によく頑張りました。





今は元気だったころのモモスケ君の姿が走馬灯のように流れています。





こんなこともあった、、、あんなこともあった、、、


モモスケ君とのおつきあいは、ちょうどこのブログが始まってすぐですから、もう少しで12年でした。

このブログにもたびたび話題を提供してくれ、お陰でモモスケ君の登場は113回。
もう少しで12年にもなる私のブログを飾ってくれたかけがえのない大事な大事なペットでした。





きっと今は虹の橋を渡り、先に行っている主人のもとに辿り着いたことでしょう。

”おじさん来たよ!!”

”おー、モモ君来たか!”

”おじさん、おばさんは元気だよ”ときっと伝えてくれていることでしょう。(涙)





休みのたびに庭でゴルフボールと戯れていた主人のもとにひょっこりやってきたのが、三軒先の
モモスケ君とのおつきあいの始まりでした。
その時にはまだ孫がいなかったので、主人もこのモモスケ君を孫のよう可愛いがりました。

モモスケ君を間に何とも不思議なご縁で始まった我が家と飼い主宅との共同保育は、いつしか
モモスケ君が我が家での過ごす時間が多くなるにつれ、”よろしくお願いします”ということになりました。

そうした経緯のすべてを受け入れて見守ってくれた飼い主さんのYご夫婦には本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。

そして我が家の家族にいっぱいいっぱいたくさんの思い出を残してくれたモモスケ君にはありがとうを
心から言いたいと思います。

””モモスケ君本当にありがとう、おばさんはどんなに癒されたか、、、、おじさんがいなくなってから
の9年間いっぱい遊んでくれたね、お留守番もしてくれたね、ほんとうにほんとうにありがとう、
今はとても寂しいけれど、さようならは悲しすぎるから言わないよ、モモ君また会う日までね。
それまでおじさんにいっぱいかわいがってもらってね、バイバイ、またね!!””