風のたより

つれづれに

               ~~~  ジジと思った黒猫は??? ~~~

2018-11-19 | 



チラシを配った日の夕方、留守電に一本の電話が入っていました。
割合近くの方で、”チラシで見たジジちゃんに良く似た首輪なしの黒猫を○○の駐車場にいるのを見掛け
ジジちゃんと呼んだら振り向いたので、ジジちゃんに間違いないと思いますよ"とのことでした。

思いがけずの嬉しい情報に心が躍る思いで駐車場に急ぎました。
すっかり日が落ち周りは真っ暗でしたが、懐中電灯を照らすと駐車場の車の下に黒猫と数匹の
猫がいました。

その中に確かに黒猫がいましたが、暗くてジジとは判断できず、ここはいったん戻り
明朝出直すことにしました。

翌朝行って見ると猫の姿なし。
しばらく待って、いつも叩いている陶器の小皿を叩くと、黒猫が現れました。

”ジジ!!”





ジジ!!と呼んだら、じっとこちらを見て逃げる様子はありません。
ちょっと半信半疑で、ジジ、ジジと呼びながら距離を縮めて行きました。

いつも入っていたキャリーバックと小皿を少しづつ近づけて、、、





ここまで近づいても逃げようともせず、相変わらずじっとこちらを見ています。

"ジジ、キキが待ってるからもうお家に帰ろう?"とゆっくりと話し掛けました。

ここまで近づきよく見ると、いつものジジの表情とはちょっと違って見えましたが
ここ数日の野良生活で変わったのかとも思いながらも、更にキャリーバックと小皿を
近づけて、、、





車の下に入った黒猫は小皿のオチュールをペロペロと美味しそうに舐め出しました。

この後近づいたらぱっと逃げたので、こちらもいったん引き上げ家に戻ることに。

ここで無理に追うとまた違う場所に行ってしまうと困るので、、、、





ここで撮った写真を娘に送ると、"え、これほんとにジジなの??ちょっと顔が違う見たいに
見えるけど"という意外な反応でした。

そう言われてみると、ジジはこの黒猫よりもっと幼い顔だったようにも思えてきました。

そこでキキを連れて行き反応を見ることに。

今回はリードを着けたキキを洗濯袋に入れてからキャリーに。

どうやらこの方が安心するのか立ち上がることもなく駐車場ヘ。

ところが、せっかく行ったのに猫の姿はなし。

しばらくいましたが黒猫は現れません。





その後キキを置いて数回駐車場へ、、、

朝小皿のオチュールを食べているこの黒猫の姿は、どう見てもジジに見えたのです。

尻尾の太さもジジによく似ていました。

ただ娘の言う”顔が違うみたい”という見立てがちょっと私も気になってはいたのですが、、、、





このあと近くでご飯をあげている方のお話で、あの黒猫は以前からいて他の2匹でよく遊んで
いるとのこと。

庭の縁側にあのジジと思った黒猫が他の猫とじゃれ合っている姿を見た時、私の思い込み
だったことが分かり、またもやがっくりと気分が落ち込みました。

たった3週間で迷い猫が他の猫とじゃれ合うほどの親しさが増すとは考えにくく、残念ながら
今回も黒猫違いに終わりました。

”あー、あー、!!”