風のたより

つれづれに

スリスリお母さんにお詫びを、、、、

2019-11-30 | 



11月も今日で終わり。

明日からは、いよいよ12月。

12月と聞くと、なんだかそれだけで気ぜわしい気がしますね。


扶桑緑地公園のススキが風に揺れる午後です。





木曽川には、カモの群れがたくさん浮かんでいます。

鳥は人間より体温が高いと聞きますが、水に浮かぶ姿はちょっぴり冷たそう。





落ち葉を踏みしめて、いつもの道を歩きます。

今日は是非スリスリちゃんに会いたいと願いを込めて、、、、





そうしたら、、、なんとスリスリちゃんがいました。

ここ数日はどこかへ行っていたのか会えずでしたが、、、

私の姿を見ると、スリスリちゃんは茂みの中から“にゃー”と鳴きながら走ってきました。

お陰で写真はブレブレです。





””スリスリちゃん、しばらくだったね。会いたかったよ。元気だった?””

先ずはご挨拶代わりに、スリスリちゃんにおやつを。





この後スリスリちゃんのいつものスリスリが始まりました。

”” スリスリちゃん、少し寒くなったけど元気で良かった!!””

はや冬毛になったせいか、体は丸々として元気そうです。





スリスリちゃんのこの可愛い行動は、天性のものでしょう。

モコモコちゃんは、こんなにスリスリすることはあまりないし、本当は触られるのは
余り好きではないようです。





猫にも性格はあるのでしょうね。

この人懐っこさは、やっぱり天性、可愛いですね。





私のズボンに顔をつけてスリスリ、、、

周りを何度も何度も行ったり来たり、、、


ここから連れて行った頃のキキとジジを思い出します。

そういえば、二人ともこのスリスリちゃんのように人の周りをいつもスリスリしていました。





”” スリスリちゃん、今日はね、あなたにお詫びに来ました。キキとジジのお母さんだったのね。

この場所から二人をもらっていったのに、今は二人ともいなくなりました。

スリスリお母さん、ごめんね。今はいなくなってしまったけど、おばさんは本当に二人を
可愛がったんだよ。これだけは、どうぞ分かってね。””





”” スリスリちゃんが、キキとジジのお母さんだと分かってから、一度ちゃんとお話を
して、お詫びをしなければと思ってました。””





”” キキは残念なことに虹の橋を渡ってしまったけど、最後まで見届けることが出来ました。

おばさんの腕の中で、天国へ旅立ちました。でもね、黒猫のジジは今だ行方知れずなの。

ジジのことも一生懸命ずいぶん探したんだよ。何日も何日も、、、

でも今はきっとどこかで元気にしてるかもしれないし、そおうあってほしい。

だからスリスリお母さん、許してね。

キキとジジと過ごした時間は短かったけど、おばさんはとっても楽しく幸せでした。

ありがとう、お母さん!!!””


スリスリちゃんは私のかける言葉を、じっと聞いているようにも思えました。





帰り道のススキの穂が、初冬の風に揺れていました。

明日から12月。

今年の冬は暖冬とも聞きますが、、、

野良ちゃん達にとっても厳しい冬より暖かい冬はありがたいもの。

来る冬がどうか暖冬になりますように、、、、