先日、東京からのお友達を出迎えに名古屋へ。
セントラルタワーズ15回のアソシアホテルのロビー前には、期間限定でこんな大きな
名古屋提灯が新元号「令和」を祝って飾られていました。
翌日は博物館明治村へご案内。
広い村内ですから一日では見切れません。
あちこち回りましたので、道中は順不同です。
ゆっくりと最後に寄ったのは、明治村のシンボルともいうべき旧帝国ホテル中央玄関。
ここは明治村に来た多くの見学者が必ず立ち寄りる場所です。
大正12年アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトによって建てられた物で。
このホテルにはかつてマリリンモンローやチャップリンも宿泊したそうです。
建物の独特なデザインが印象的ですね。
煉瓦造りの立派な門は、金沢監獄。
奥に見えるのが看守塔。
監獄の門さえも、なんだか煉瓦造りでモダンです。
この小屋は、江戸時代以来の伝統建築の名残を留める「呉羽座」(くれはざ)
という歌舞伎などが演じられた芝居小屋です。
ここでは中に入りボランティアガイドさんから説明を受け、
地下の奈落まで見せていただきました。
お昼を挟んで更に村内を散策。
森鴎外・夏目漱石住宅までやってきました。
この家を明治23年森鴎外が借家として一年余りを過ごした後、
今度は明治36年から同39年までは夏目漱石が借りて住んでいた家だそうです。
庭に面した書斎には猫ちゃんの置物がちょこんと座っていました。
「吾輩は猫である」のあの猫でしょうか??
ここは西郷隆盛の弟の西郷従道邸。
明治10年代初め東京郊外の別邸に接客の場として建てさせた本格的洋館建築で
庭に面して設えられた豪華なダイニングルームが素晴らしいく雰囲気があります。
この椅子にちょっと座らせていただきました。(笑)
ここではどんな人がどんな会話を交わしながらお食事を楽しんだのでしょう。
螺旋階段を上がった二階主室の暖炉の額縁飾りは、日本で焼かれた焼き物で
日本三景と富士山が描かれています。
置かれている織物の椅子も豪華で、包まれるようで座り心地抜群でした。
一階の玄関横の婦人室の暖炉の額縁は漆塗とか。
ここで貴婦人たちがお茶でもしたのでしょうね。
どの部屋を見ても豪華でセンスある調度品が揃っていて、明治村の中で一番好きな建物です。
聖ヨハネ教会が遠くに見えています。
一階が幼稚園、二階は礼拝堂という、ちょっと変わった教会でした。
長い通路のある場所までやってきました。
右の建物はかつての安田銀行会津分校。
この道の奥には、かつての東山梨群役所が今は明治村の村長室になっています。
道沿いに置かれた明治時代を描いたガラス絵が素敵です。
村長室の窓から眺める風景も、なかなか雰囲気がありお勧めな場所です。
まだまだ見るべき場所はいっぱいあり、近くに住んでいて何度来ても、いつも
全部は回りきれずです。(笑)
昔は
村民だったのになぁ>?.