15階のスカイラウンジから変わりゆく名駅の風景をゆっくり眺めてから、同じ階のアソシアホテル
の扉を開き入ってみると、エントランスホールには、大きな花瓶に春の花がたっぷりと生けられていました。
この花を眺めるだけでも十分楽しめたのですが、、、奥を見るとなんと偶然にも雛飾りの展示です。
愛知県大治町文化協会の「雅の会」主催の「雛のつるし飾り」の展示でした。
展示はちょうど2月3日から3月3日までの1カ月のようです。
案内のチラシによると、いづれもすべて手作りで、材料は多くの方々のいらなくなった着物から
再利用されて作られたものとか。
びっしりとつるされた雛をゆっくり見せていただくことに~~~
天井からつるされたびっしりと並んだつるし雛の姿は壮観ですね。
彩りも鮮やかですが、形もいろいろ~~~
赤い色の多い中で、ブルーと白を基調のウサギさんがかわいい!!
目の赤いウサギは病気を退治する神の使いとか。
飾りの一つ一つには意味があるようで、赤ちゃんのよだれかけは、かんしゃくにならないように、
這い子人形は、「這えば立て、立てば歩めの親心」を表しています。
柿は栄養素が多く、長寿の木の意味と、厄払いの功もあるとか。
立派なお重箱に入ったご馳走もみな布でできた手作り作品です。
大きな鯛や巻きずしのご馳走など、どれもみな美味しそうにできていますね。
たくさんのつるし雛の中に、、、、ありました、ありましたこの地方で有名な赤いさるぼぼが、、、、
「さる」は「厄が去る」に通じるとか。
今年の干支の代表選手です。
こんなかわいいお内裏様とお雛様。
赤い緋毛氈の上にちょこっと座った姿がかわいいですね。
展示会場はホテルのロビー。
海外からの宿泊客も多い中、こんな素晴らしい日本の伝統文化を目にした海外からのお客様も
きっと喜ばれることでしょう。
この時期にはあちこちで雛飾りやつるし雛の展示があると思いますが、偶然立ち寄ったホテルのロビーで
思いがけずに一足早い雛祭りの気分を味わいました。
「犬も歩けば棒に当たる」です。(笑)
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