風のたより

つれづれに

               ~~~   オリンピア観光  ~~~

2016-06-26 | クルーズ その2 (東地中海クルーズ)



アルベロベッロの観光を終えたあと、午後5時過ぎオーケストラ号は
プーリア海岸を沖に臨みながら航海していきます。





船上から眺める海はどこまでも青く広く~~~





やがて船はぺロポネソス半島にあるカタコロンの港に入ってきました。
ペロポネソス半島は、ギリシャ大陸の南端に広がる半島で、エーゲ海とイオニア海の間に位置しています。

ぺロポネソス半島、、、聞いたことはあってもこんな場所にあることすら知りませんでした。

そんな場所に自分が来ることになろうとは,、、、旅とは不思議なものです。





この日はここで下船し古代オリンピックの発祥の地、オリンピア観光となりました。
オリンピアの遺跡は、全能の神ゼウスと妻のヘラをまつる神殿がたくさん残っているようです。

今日も晴天、光がまぶしいほどで気温もぐんと上がり30度を越えました。





しばらく歩いていくと整然と並ぶ列柱が現れました。
オリンピアの遺跡群です。





いよいよ古代オリンピアの雰囲気が漂ってきました。





あちこちに大理石がごろごろ・・・・・
ここはゼウス神殿跡だったか???

遠くにも輪切りにしたような石がたくさん並んでいますが、古代オリンピアではそのような石を
上に重ねて列柱を作っていたといいます。





大きな木の下に入り現地ガイドさんからの説明を受けます。





オリンピアの遺跡の礎石には貝殻の化石がびっしり・・???





ここは何の跡だったのでしょう??
説明を聞き逃しました。

さらに進んでいくと・・・





どうやらここは、オリンピックの聖火を採火する儀式が行われるドーリア式のヘラ神殿の様です。





ここはヘラ神殿前にあるオリンピックの聖火を採火する場所です。

2020年東京オリンピックの時も、ここで採火された聖火が運ばれてくるのかと思うと
何故か不思議な感動をおぼえます。





採火の模様を解説したパネル写真が石の前に置かれていました。

この様子はテレビのニュースなどで何度か見たことがありました。
ここで行われていたのですね。






ここはどんな場所だったのでしょう。





さらに進み、いよいよオリンピック会場だった場所へと移動します。

この先に丸い石のアーチが見えてきました。





この石のアーチをくぐると、、、、





広い広場が現れました。
ここがスタジアム???
ここが古代オリンピック会場の場所だったようです。

オリンピアは全能の神ゼウスの聖地として繁栄し、その全能の神ゼウスにささげるスポーツの祭典として、
当時の都市国家が競って参加して繰り広げられたのが古代オリンピックだったといわれています。






ここから見える長い石は、、、、???
徒競走などのスタートラインだったとか。

今もこうして残っていることに驚きです。





周りのコノ字型の会場はすり鉢状になっていて、ここが観客席だったようです。
この少し傾斜が付いた緑の芝生が観客席、座り心地はどうだったでしょう??

古代ギリシャでは、競技に参加できたのも、この会場に入れたのも男性のみだったとか。
女性は入れなかったのだそうです。





さらに近づき古代オリンピックの徒競走のスタートラインの敷石を見ました。

何千年も前の競技者が踏んだであろう同じスタートラインに立ち、こともあろうに
ここで私たち親子は、ここから遠くに見える終点を表す敷石まで走ることに~~~

こんなことをしている観光客はあまりいませんでしたが、、、、(笑)
こんな経験は人生で二度とできることではありませんので、、、、良い思い出になりました。





オリンピア観光から戻りバスから降りてカタコロンの港に接岸している
オーケストラ号を対岸から眺めました。

今日も青空に白い船舶が映えて綺麗です。

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