10日ぶりに緑地公園に出かけました。
今までは猫たちに会いたさに出かけていた散歩コースだったのに、我が家にキキちゃんとジジちゃんを
迎えてからというもの病院その他のことで忙しくしていてすっかりご無沙汰の公園でした。
久しぶりに行ってみると、猫たちがいた畑近くの空き地の様相が一変していてびっくりでした。
今日はかつて猫たちがいた場所のすぐ近くで畑仕事をする人がいっぱいでした。
だいこん畑はますます拡張されて猫たちがいた雑木林のすぐ近くまで開墾されていました。
猫たちがいた雑木林の木の下、かつてここは猫たちの餌場になっていた所で傘や段ボールが置かれ
いつもカリカリやパンや缶詰などがいっぱい置かれていました。
でも二人を保護する数日前には、この周辺には消毒をまく作業がされていて、それを目にした時
”救うなら今しかない”と決心したのです。
あのきと保護して本当に良かったと今思います。
まさに危機一髪でした。
この周辺を追われた猫たちは、こんな劣悪な環境にいました。
キキちゃんが最後にいたのは、まさにここでした。
そんな人と猫とのつながりとは関係なく、公園の散策コースの道端にはいつしか
綺麗な藤の花が咲き、、、
御衣黄桜が咲き、、、
可愛いピンクの八重桜が今見頃を迎えていました。
季節はどんどん移り変わり、咲く花もいつしか変わっていました。
しばらく行ってUターンして帰りしな、、、、
あの白ちゃんに出会いました。
久しぶりに見る白ちゃんは幾分痩せたようにも見えましたが,鼻にいっぱい傷を負っていました。
きっとこの季節オス同士の戦いがあったのかもしれません。
ニャーニャーと近づいてきた白ちゃんの姿を見て”あなたまで救ってあげれなくてごめんね”
と言いつつとても悲しい気持ちで胸がいっぱいになりました。
最初のころ一緒にいた白ちゃんです。
この白ちゃんの姿から野良猫の存在を知ったのでした。
今ではこうして二人一緒に仲良くしている姿を見るにつけ良かったと思いつつ、まだまだ不幸な
猫の姿を見るにつけ手放しでは喜べないとても複雑な思いでいっぱいです。
ばらばらになり別の道を辿ることになった
白ちゃん。
どうか一日でも元気で長生きしてほしいと
祈るばかりです。