風のたより

つれづれに

                       冬枯れの森へ~~~

2016-01-07 | 日常の記録



久しぶりに各務原市の水と緑の回廊計画により整備され、2004年(平成16年)に開園した
各務野自然遺産の森へ出かけて見ました。

我が家から車で走ること約10分足らずで来られる自然いっぱいの公園です。





さすがに冬のこの時期には訪れる人も少なく、静寂の中の散策はまた格別です。





「みくりが池」の周辺もしーんと静かで、緑色の湖面に映った木々もまだ冬の装いです。





芝生もその向こうに並ぶ木々も、今は暖かい春を待つばかり、、、





静寂の中で静かな水音は、、、、この小さな流れでした。





ここには何度も来ていますが、今回もこの門をくぐり今は「自然体験塾」になっている
茅葺屋根の建物の中へ、、、

建物はこの地にあった江戸時代の庄屋を移築したものです。





広い土間の横に掲げられた立派な書の屏風と、和紙で作られた大きな明りがいかにも日本の
趣が感じられ素晴しいです。





和室正面にかけられた掛け軸と盆栽。

特に華やかなお正月飾りもなく、いつもと同じ質素な佇まいでした。





となりの土間では丁度係の方が火起こしをしているところでした。

こうして一年中火を起こし燻していないと”木食い虫”が出てしまうのだとか。
遺産を守ることは、やっぱり絶え間ないこんな作業がなされていたのですね。





外に出て山道に通じる小道を歩いていると、ホウノハの枯葉の絨毯が広がっていました。

更に登り足は自然に各務原アルプスの道へ~~~~

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