ウイーン初日のシェーンブルン宮殿の見学後は、バスでリンクといわれるウイーンの目抜き通りに
ある数々の建物を車窓から眺めました。
そしてウイーン二日目は待ちに待った一日フリーの日となりました。
以前から私にはウイーンでこの日に見たいと思っていたものが3つありました。
その一つがこの国立図書館でした。
あまりガイドブックにも載っていないのですが、行ってみると聞きしに勝るもので驚きの連続でした。
入り口で入館料を払い大理石の階段を上り二階にある図書館の入り口に入ったとたん!!!!!
“ うわー、これが図書館!!”
同行した同室になったお友達と顔を見合わせました。
まるで宮殿と見間違いそうな豪華なバロック建築の設えです。
フラシュなしなら撮影もOKとのことで、撮影禁止が多い中では嬉しいサービスです。
この豪華な図書館は、マリアテレジアの父の神聖ローマ皇帝・カール6世が作らせた図書館で
蔵書は約20万冊もあり、その豪華さから“ 世界で一番美しい図書館 ”と言われているようです。
大理石の柱の向こうの丸天井には、豪華なフレスコ画は描かれています。
フレスコ画の中にも二階のベランダから見下ろしている人々の姿が、、、、
二階の壁までびっしりと並ぶ蔵書!!!
その下には二階まで届く高い木製の梯子があり良い雰囲気を出しています。
まるで異次元の世界で、映画「ハリーポッター」の世界にでも迷いこんだ様な雰囲気です。
さすがにこの図書館は貸し出しや閲覧はできず、図書館と言うよりも貴重な写本や初期印刷本
を収めた博物館と言った感じで、“ 貸し出しをしない不思議な図書館 ”となっています。
館内中央のドームの天井にに描かれた素晴しいフレスコ画。
丸窓から入る光がフレスコ画の柔らかな雰囲気を天井いっぱいに醸し出しています。
なんとも豪華な図書館です。
周りの全てが重厚でどっしりとした館内のあちこちには、椅子が置かれていました。
こんな雰囲気の中で、ゆっくりと周りを鑑賞するのもいいでしょうが、私はせわしなく
写真を撮りまくりました。(笑)
二階への階段は残念ながら登れませんでしたが、下から眺めるだけで十分でした。
やっぱり“ ハリーポッター”の世界です。
ウイーンで一番に行きたいと思っていたこの国立図書館は期待どうりで、ウイーンの印象が
またぐんと上がった感じを受けました。
ウイーン観光で是非お勧めしたい一押しの場所です。
“やっぱり来て良かった!!”との思いと“見たいものを見た”満足感で満たされた私たちは
感動を胸に二つ目の目的地へと急ぎました。
(続)
kiteさまもここはいらしたのですね。
ガイドブックにもあまり大きくは取り上げられていない
場所ですね。
中に入り余りの異次元の世界に圧倒されました。
まだまだ世の中には見るべきものがいっぱいありますね。
ここは、あまり観光スポットとして大きく紹介されていないので私達が訪れた時もほとんど一人占め状態でした。
質素な外観から想像できないような豪華な内部の景観に、強烈な印象を受けたことを思い出します。
写真撮影OKと聞き嬉しくて舞い上がり、写真を撮るのに追われ自分の目でしっかり室内を観てませんでした。
フレスコ画に2階から見下ろしている人物が描かれているのですね。再発見です。