風のたより

つれづれに

南信州の旅②   日本のパワースポット

2009-08-04 | 南信州の旅



連日の長雨もやっと上がりこの地方にもやっと梅雨明けがやってきました。
でも天気予報によるとまた数日後には、雨に戻るとか、、、、
一体今年の夏はどんな夏になるのでしょうか?。


ところで先日のブルーベリー狩りの折、前日にはパワースポットとして話題になっている
磁場ゼロ地帯の分杭峠や、日本最大級の中央構造線がはっきりと分かる露呈場所や
博物館を見学してきました。


長野県伊那市の分杭峠は、“気エネルギーが集まる不思議な場所”と言われている所で、
是非立ち寄ってみようと言うことになりました。
何でも中国で有名な気功士が、その素晴しいパワースポットを発見したのだそうです。
どんな所か一度たずねて見たいと思っていました。





細い山道を15分ほど下りていくと、磁場ゼロ地帯と言われる現場に到着です。
足場が悪い山の細道を傘を差しながら一列になって下りていきました。
そしてここがその地点です。
小雨にもかかわらず、すでにその場所には傘を差した先客が数人いました。
もう一時間以上もいるというご夫婦や、もう何度も来ているという人などそれぞれ。


数分いると、なんだかぽかっと体が温かくなったように感じてきました。
お仲間の中には急に頭痛がしだしたり、指先がビリビリしてきたりと皆さん何がしかの反応が
あったようです。
この現象もひょっとして磁場ゼロの影響でしょうか?
やっぱり不思議な場所ですね。

この磁場ゼロのパワースポットは、以前テレビ番組にも取り上げられた場所だったようです。
興味のある方は、、、、、
アンビリバボー





この近くには、ゼロ磁場地帯に湧き出る天然水があり、この水には不思議なパワーがあり、
美味しいだけでなく健康や美容にも良く、さらには運気もあげると話題になっているようです。


大きなポリタンクを持参して岩から落ちる湧き水を汲む人々がこの日も後を絶ちませんでした。
磁場ゼロ水として売り出されてもいるようです。
近くにそんな看板を目にしました。
私達もそれぞれペットボトルに何本も汲んで、、、、
一口飲んでみると、山から流れ落ちる水は冷たくて癖もなく、美味しい天然水でした。
何度も汲みに来ている人の話では、この水は1ヶ月位は腐らないということです。





近くの岩場の上から流れ落ちる滝は、何段にもなって流れ落ちています。
近くにいると天然のクーラーの中に入ったようで、ひゃっとする水しぶきが心地よく
山の冷気を感じます。ここもまさにパワースポットなんでしょうね。



この不思議な現象が起こる分杭峠も、日本を横断しているといわれる中央構造線と深い
関係があるようです。
中央構造線は日本で最大規模の「断層」で、関東から九州まで約1,000キロメートルも続いて
いるといわれる大規模な断層なのだそうです。


以前ブログのお仲間の「花と緑を追いかけて」のnaoママさんが詳しく書かれているのを
見せていただいたことがありました。
山の杉木立を抜けて断層がはっきりと分かるという場所まで皆で行ってみました。




長野県大鹿村のこの見学場所は、その様子がはっきりと現れている所で有名なようです。
そしてここが中央構造線のくっきりと分かれている場所です。
地層の色の違いが一目瞭然で分かる所です。
不思議な感じがしました。


その後立ち寄った博物館の方が詳しく丁寧に説明してくださいました。
この中央構造線によって日本列島は内帯と外帯に分けられるのだそうです。
詳しいことをお知りになりたい方はこちらからどうぞ。





磁場ゼロ地帯に流れる天然水を汲みに行く途中の山道に、たくさんの白い球状の蕾をつけた
植物が咲いていました。
この玉状の植物は一体なんでしょう?



お仲間の一人がこれは「玉あじさい」かもしれないと教えてくれました。
確かに球状の隣には開きかけているお花が、、、、
さらに行くとありましたありました。





やっぱりあじさいのようです。
でも蕾の時にこんな球状になったあじさいははじめて見ました。
やっぱりはこの辺にもパワースポットの影響が、、、??
そんなことはないとは思いますが、、、、
でも磁場ゼロ地帯、やっぱり不思議がいっぱいの所でした。



南信州の旅①   日本のチロルへ

2009-08-01 | 南信州の旅



日本列島は8月に入ってもまだ長雨のぐずついた天気がつづています。
地方で起きている長雨による土砂崩れや思わぬ突風など痛ましいニュース が
後を絶たないこの頃です。やはりこれも異常気象ということでしょうか。


そんな中、数人のお仲間と南信州の遠山郷にある下栗の里にブルーベリー狩りに行ってきました。
出かける日も雨模様で、行く道も危ぶまれましたが、幸いにも小雨程度で済み、後半は久しぶりの
太陽も顔を出してくれました。






ここ信州遠山郷の下栗の里は、「日本のチロル」といわれ 標高800m~1100mの間に耕地や
民家が点在する里で、山の急な斜面を利用した畑地です。
前面には南アルプスが広がり、朝もやにけむる風景はまさにヨーロッパアルプスのチロル地方と
いった感じです。





かつての小学校を改築した民宿に一泊。朝食後まわりをちょっと散策、、、
ここ下栗の里は雲が下から湧き上がるといわれる所とか。
ゆっくりと流れる雲や朝露に濡れる草花をながめ、新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、、、


実はこの下栗の里に来るのは今回が二度目です。前回は丁度3年前に来ています。
前回の記事はこちらから





今回の目的のブルーベリー狩りは、思いがけない陽ざしに恵まれての作業となりました。
腰につけた籠の中に摘んだ実を入れていきます。
時には摘んだ実を口に入れながら。
ついでにじゃが芋の掘り起こしも体験し、斜面に並んでの作業に、この地に住む人々の
苦労が分かりました。斜面での作業は思いのほか大変です。