風のたより

つれづれに

気が付けば、今年もわずか???

2019-12-12 | 日常の記録



何かと気ぜわしい12月に入り、がさごそやっているうちに
気が付けば早12月も半ば、、、、

いつしか庭の真っ赤に色づいたドウダンツツジも
終盤を迎えています。





二階の窓から眺めると真っ赤なドウダンツツジと黄色く色づいた
山吹のコントラストが綺麗です。

その手前の薄いピンクのぽつぽつはというと、、、





気づかないうちに可愛い花を持ったまゆみでした。





下に下りてみると、、、垂れ下がった可愛いピンクの花びらから
赤い実がぴょっこり顔をのぞかせています。

気づかないうちに草木は正直に季節を伝えてくれています。





裏庭のキンカンも小粒ながらいっぱいついていて、昨日やっと
剪定を兼ねて切り落とし、、、





今日は一つ一つ実を取る作業でした。

キンカンの木にはとげがあり軍手をしていても時々、、、イタタ、イタタ!!





せっかくなった実なので大きいのも小さいのも、まだ青いのも
みんな取ったらこれだけありました。

さあ、これからこのキンカンで何を作りましょう???

キンカンのブランデー漬け、それとも甘煮???

陽だまりの野良ちゃんたち

2019-12-08 | 



いつもは森の中の木の下にいるスリスリちゃんですが、今日は森を抜けて暖かい
南側の陽だまりの中で日向ぼっこをしてました。

こんな日はきっと南側にいるのではと思い回ってみたら、、、正解でした。

”スリスリちゃん、今日はここにいたの?”





ふと見ると、、、ちょっと離れた所には、あの白ちゃんが、、、、

子猫ちゃんがいなくなり数日前には木の下でぽつんと一人いた白ちゃんですが
今日は珍しくスリスリちゃんと一緒です。

”白ちゃん、今日はスリスリちゃんと一緒で良かったね。”





声をかけると、スリスリちゃんが小さく鳴きながら立ち上がって、、、、





どんどん近づいてきます。

この様子は人懐っこかったキキの姿にそっくりで、やっぱりスリスリちゃんはキキの
お母さんだったんだなとあらためて思います。





ここ数日急に寒くなり野良ちゃん達はどこでどうしぢて夜を過ごしているのか
気になりますが、朝が来て日差しがさし始めると、なんだかこちらまでほっと
します。

日中はこうして暖かい場所を見つけて体にいっぱい太陽を浴びて熱を保存して
いるのでしょうか?





そして気温に敏感な野良ちゃんのこと、夜はきっと風の当たらないお決まりのねぐらが
あるのかもしれません。





この白ちゃんを見て、ちょっと安心しました。

というのも、この白ちゃん、この前会った時には傷ついた耳が真っ赤に腫れて痛々しい
姿でしたが、今日の白ちゃんの耳は腫れもなくなり赤みも消えていました。

自然治癒というのでしょうか”やっぱり野呂ちゃんは強いな!!”

だからこうして寒暖の差の激しい中でも生き延びているのでしょう。





その厳しさは野良ちゃんになった宿命でしょうが、この子達は誰に恨みを持つわけでもなく
ただただ一日一日を精一杯生きている。

その健気な姿に、私はただただ感動します。

前回の子猫ちゃんは、やっぱりこの猫たちのお世話をしている方に貰われて
行ったそうです。

その方から話を聞きほっとしました。”良かった!”

”子猫ちゃんに幸あれ!!”


野良ちゃん達の明暗!!!

2019-12-03 | 



犬山成田山のもみじも、そろそろおわり。

階段には、たくさんの落ち葉が風に舞っています。





気になっていたグレーの迷い猫ちゃんは、毎日来るご夫妻もその姿に哀れを
感じられたか伸びた毛はちょっと刈られていました。

きっとご夫妻で二人がかりで手を入れたのでしょう。





またこの日は、ウエットのご飯の上に抗生物質のお薬を載せて食べさせていらっしゃいました。

口の中が荒れて物を飲み込めないグレーちゃんを可哀そうに思われたのでしょう。

知人に獣医師さんがいるとかで、おそらくもらって来られたのだと思います。

そこまでしてもらえるグレーちゃん、なんと幸せなことでしょう!!





そのあと回った扶桑緑地には子猫がいて、オス猫の白ちゃんがお世話をしているようだと聞き
行ってみました。

たしかに白黒の子猫がいて、白ちゃんと一緒にご飯を食べていました。





きっとこの辺りに猫がいることを知り、夜でも車で来て置いていったのでしょう。

子猫は白ちゃんをまるで親のように慕っています。





白ちゃんが見えないと子猫は不安そうにあたりをきょろ、きょろ、、、、

無責任に捨てられた子猫が哀れでした。





翌日気になって行ってみると、、、、遠くに白ちゃんの姿が、、、





いつもはモコモコちゃんのいる木の下に、今日は白ちゃんが一人寂しそうに佇んでいました。

”白ちゃん、子猫ちゃんはどこに行ったの?”

白ちゃんは小さくにゃーとお返事しましたが、何とも寂しそうです。





とぼとぼとあたりを探すように歩く白ちゃん、、、

きっとお世話していた子猫を探していたのかもしれません。

この数日間このオスの白ちゃんが子猫と行動を共にしていたようなので、いなくなった
子猫のことが気になったのでしょう。





次の日に行くと、いつものようにモコモコちゃんがやってきました。

モコモコちゃんはメスでも今まで出産の経験がなく、その上猫嫌いで(笑)子猫や
白ちゃんがいたので、近づかなかったようです。

それで白ちゃんがお世話を、、、不思議な猫の世界ですね。

子猫は、いつもお世話に来る方が連れていかれたのかもしれません。


同じ野良ちゃんでも冬を前に簡単に捨てに来る非情な人もいれば、薬まで持参して
元気になるようにと一生懸命に与える人もいる、、、

捨てに来る人、、、、哀れを感じ拾う人、、、

この思いの差は一体なんなのでしょう???