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LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ

レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの家族や友人による会のブログです。

PLuS+2007に参加しました。

2007年11月02日 | Weblog
10月27日(土)PluS+2007にブースを出しました。場所は大阪の扇町公園。舞台あり、ブースあり、出店ありで、多くの参加者でにぎわっていました。近所の方でしょうか? 子ども連れのグループやご夫婦など、「ここは何のお祭り??」という雰囲気の方も来られていました。このオープンさがとてもいいですね。

私は後半、夫を引っ張ってブースの番をしに行ったのですが、たくさんの方が立ち寄ってくださいました。会にいつも顔を見せてくださる方、東京でお会いした方、札幌でお会いした方、初めての方も。会のパンフレットと講演会で配布した『LGBTの子どもを持つ親からのメッセージ』を置いていたのですが、「お母さんに見せたいので・・」といって若い方たちが何人か持って帰ってくださいました。読んで、「つなぐ会」に来て、一緒に活動しましょう!といってくださるお母さん、お父さん、お友だちのみなさん、お待ちしてます・・(笑)。

夕方、ある中学校の先生が立ち寄ってくださいました。「ここは何の会ですか?」という質問から会話が始まり、いろいろなことを聞いていただきました。先生は全国同和教育研究協議会に所属しておられるのですが、差別についてだけでなく、社会にある様々な差別や問題について子どもたちに教えていきたいと思っているので、今日は友人に教えてもらって勉強に来たのだとおっしゃっていました。この問題については学ぶ機会がなかなかないので・・ということでした。すばらしい先生だと思いました。息子が高校でカミングアウトした後、先生たちの学習会を持ってくださっているけれど、先生だけでなく生徒も保護者も一緒に学んで欲しいというお話をしましたら、教師には「教えなければ・・」という呪縛のようなものがあるのでどうしても先に学習したがるけれど、生徒と一緒に学んでいけること、教えられることもたくさんあると思うとおっしゃっていました。研究会では年に一度全国から多くの先生が集まる会があるそうで、できれば近いうちにこの問題を取り上げる機会を持ちたいと言ってくださいました。ほんとうにうれしかったです。日本の文部省がいかに保守的で閉鎖的であろうと、このような先生からどんどん新しい教育が広がっていくことを心から願わずにはいられませんでした。先生、どうぞよろしくお願いいたします!



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