5月24日(日)、第75回神戸ミーティングを行いました。参加者24名、初参加者は7名でした。
初参加の中には、気功の団体を運営しているという方、そして臨床心理士でスクールカウンセラーの方がおられました。
気功の方によるとここ数年、セクシュアル・マイノリティに関する相談が増えているとのこと。気功はさまざまな問題や課題に対して心を落ち着かせて取り組めるようにすることはできても、課題そのものを解決することはできない。この問題が原因で家庭崩壊や離婚などがあったので、正しい知識を持っておきたいとのことでした。
またカウンセラーの方は学校でGIDの生徒の対応をすることになったので、将来を見通してのサポートができるようにと参加してくださいました。
また初参加のあるFTMの方は、現在はファイナンシャル・プランナーとして保険会社に勤めておられるとのこと。女性から男性に変わったあとの入社試験でしたので、男女共学校出身であれば話す必要はなかったはずでしたが、履歴書に女子校出身であることを書いたので面接のときに説明を求められ、正直にすべてを話されたそうです。社長さんは現在の身体となってよかったことと困ることなどを聞かれたあと「悩んだ分、あなたは人の痛みがわかる人なのですね」と言ってくださり、入社が決まったとのことでした。
またこちらはミーティングの参加者ではないのですが、先日あるFTMの方と、その彼が働いている会社の方たちとお会いする機会がありました。そこは介護に関係する会社なのですが、LGBT当事者の就職がとても困難であることをFTMの彼の入社によって知った社長さんが、人手不足の介護業界とLGBT当事者をつなぐ部門を新たに創られたということでした。介護業界にLGBTに関する研修をしつつ、人材を送りたいとのこと。能力もある当事者が就職できないなんて、日本の人材の喪失だと社長さんはおっしゃっていました。
他にもGIDのお子さんをお持ちのご両親が二組。お子さんの今だけでなく、今後の身体のことを思うと心配がつきないとおっしゃりながら、正しい情報を得て、これからも寄り添っていきたいと参加されていました。
どの方も、当事者と関わることで社会の間違った認識に気がつき、そこから正しい理解や対応が広がっていくことを感じさせるお話です。
セクシュアリティとはとてもセンシティブなことではありますが、未だ正しい認識を持たないこの社会においては、声を上げていくこと、カミングアウトしていくこと、存在を知らせていくことが理解への大きな推進力になる!と感じさせられました。
初参加の中には、気功の団体を運営しているという方、そして臨床心理士でスクールカウンセラーの方がおられました。
気功の方によるとここ数年、セクシュアル・マイノリティに関する相談が増えているとのこと。気功はさまざまな問題や課題に対して心を落ち着かせて取り組めるようにすることはできても、課題そのものを解決することはできない。この問題が原因で家庭崩壊や離婚などがあったので、正しい知識を持っておきたいとのことでした。
またカウンセラーの方は学校でGIDの生徒の対応をすることになったので、将来を見通してのサポートができるようにと参加してくださいました。
また初参加のあるFTMの方は、現在はファイナンシャル・プランナーとして保険会社に勤めておられるとのこと。女性から男性に変わったあとの入社試験でしたので、男女共学校出身であれば話す必要はなかったはずでしたが、履歴書に女子校出身であることを書いたので面接のときに説明を求められ、正直にすべてを話されたそうです。社長さんは現在の身体となってよかったことと困ることなどを聞かれたあと「悩んだ分、あなたは人の痛みがわかる人なのですね」と言ってくださり、入社が決まったとのことでした。
またこちらはミーティングの参加者ではないのですが、先日あるFTMの方と、その彼が働いている会社の方たちとお会いする機会がありました。そこは介護に関係する会社なのですが、LGBT当事者の就職がとても困難であることをFTMの彼の入社によって知った社長さんが、人手不足の介護業界とLGBT当事者をつなぐ部門を新たに創られたということでした。介護業界にLGBTに関する研修をしつつ、人材を送りたいとのこと。能力もある当事者が就職できないなんて、日本の人材の喪失だと社長さんはおっしゃっていました。
他にもGIDのお子さんをお持ちのご両親が二組。お子さんの今だけでなく、今後の身体のことを思うと心配がつきないとおっしゃりながら、正しい情報を得て、これからも寄り添っていきたいと参加されていました。
どの方も、当事者と関わることで社会の間違った認識に気がつき、そこから正しい理解や対応が広がっていくことを感じさせるお話です。
セクシュアリティとはとてもセンシティブなことではありますが、未だ正しい認識を持たないこの社会においては、声を上げていくこと、カミングアウトしていくこと、存在を知らせていくことが理解への大きな推進力になる!と感じさせられました。