天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

映画「僕の、世界の中心は、君だ。」

2007-08-26 22:58:00 | 映画
映画レビューじゃなくて雑記。
言わずとしてた日本映画の韓国リメイク作品「僕の、世界の中心は、君だ。」を見ました。
日本版は森山未来×大沢たかお、と私の好きな顔お二人でしたが、韓国版は「猟奇的な彼女」のチャン・テヒャン(猟奇~のときの役は好き)、と清純派ソン・ヘギョ。
日本版との違いは大人になってからの話はごくごく僅かで、今の彼女(柴崎コウ)がなくて、二人の純愛だけが描かれていました。それと、主人公のおじいさんが「葬儀屋さん」という職業だったこと(日本版はそれに変わる人物のお店は写真屋)。
この葬儀屋さんがなぜ葬儀屋、という設定にしたのかが韓国らしい。
おじいさんには若い頃、将来を誓った女性がいましたが出征して戻ると彼女はいなかったので、主人公のおばあさんとなる人と結婚して葬儀屋を営んでいました。ある日、葬儀の仕事に駆けつけると亡くなったのは若い男性、未亡人は生き別れになっていた彼女でした。そして、現代。葬儀屋に現れたのは彼女の娘。母はあなたのことを忘れていませんでした。母を送ってください、とその死を伝えて葬儀の依頼をするのです。
韓国は土葬、きれいな黄色の布で遺体を包むおじいさん、「生きてる間はきれいな服も買ってやれなかった。これは、私が作った死に装束だか…」。二人の間には言葉にならない時間が流れていました。「もうすぐ私も行くから待っていてくれ」
じーん、ときましたが、天国で待っているおばあさんの立場は…(劇中でも、その前にこの部分についての言及はあったので以下省略)。
韓国の人はドラマチックなのが好きだから、日本版より、よりドラマ的で今の部分は大幅にカットされたんでしょうね(原作同様)。
そして私は、ラストの彼女のメッセージに号泣してしまいました。それで、冒頭の同窓会の場面を思い出して友情にも涙。ああ、今日も泣きました。


僕の、世界の中心は、君だ。 特別版

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コメント (2)
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