昨日、NHKスペシャル「にっぽん家族の肖像6~親の愛を知らない僕がつかんだ幸せ・里親里子の12年~」を見ました。
知的障害があり施設で育った広志さん(21)。そして、彼を9歳の時に引き取った早知子さんとの二人の生活を追ったドキュメント。
番組の中で広志さんは里親里子をテーマにしたドラマやドキュメンタリーを何度も繰り返し見ていました。
ひとつはドラマで里親が「私たちをお父さんお母さんと呼びなさい」という場面。もうひとつがドキュメントで里子が里親のことを「生まれ変わっても育てて欲しいし、今度は(私を)産んで欲しい」と言うところ。ビデオを巻き戻して何度も何度も見て…。そして彼自身が自分の気持ちをカメラの前で伝えました。
「今からでも僕を生んで欲しい」
夫を早くに亡くした早知子さんを支えたのは広志さんでした。この親子は本当に家族で親子なんだ、と広志さんにもたれうたた寝をする早知子さんを見て感じました。
里親制度のこと、障害のこと、簡単に語れるものではないけれど、家族の肖像がそこにはありました。
早知子さんが言っていた「広志が死ぬ時に幸せだったなあと思える人生ならいいと思っています」の言葉の深さが余韻として残っています。
家族って<家族になる>ものなんですね。
うまく言えないのですが、いろんなことを感じて受け取った50分でした。
【追記】再放送があります。
2007年11月29日(木) 00:10 ~ 01:05
知的障害があり施設で育った広志さん(21)。そして、彼を9歳の時に引き取った早知子さんとの二人の生活を追ったドキュメント。
番組の中で広志さんは里親里子をテーマにしたドラマやドキュメンタリーを何度も繰り返し見ていました。
ひとつはドラマで里親が「私たちをお父さんお母さんと呼びなさい」という場面。もうひとつがドキュメントで里子が里親のことを「生まれ変わっても育てて欲しいし、今度は(私を)産んで欲しい」と言うところ。ビデオを巻き戻して何度も何度も見て…。そして彼自身が自分の気持ちをカメラの前で伝えました。
「今からでも僕を生んで欲しい」
夫を早くに亡くした早知子さんを支えたのは広志さんでした。この親子は本当に家族で親子なんだ、と広志さんにもたれうたた寝をする早知子さんを見て感じました。
里親制度のこと、障害のこと、簡単に語れるものではないけれど、家族の肖像がそこにはありました。
早知子さんが言っていた「広志が死ぬ時に幸せだったなあと思える人生ならいいと思っています」の言葉の深さが余韻として残っています。
家族って<家族になる>ものなんですね。
うまく言えないのですが、いろんなことを感じて受け取った50分でした。
【追記】再放送があります。
2007年11月29日(木) 00:10 ~ 01:05