天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

必要性が分からないのだが…

2010-03-06 19:20:38 | 雑記
なぜゆえ、コンタクトケア用品にバラの香りが必要?
って、買ってもーたやないの。まんまと戦略に踊らされたわっ!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川上未映子『ヘヴン』

2010-03-06 09:45:51 | 
ヘヴン
川上 未映子
講談社

このアイテムの詳細を見る


読み始めてしばらくしてから本のカバーをもう一度確認しました。
「え?これ、川上未映子?」
『乳と卵』しか読んだことありませんが、その特徴的な文体とは一線を画したスマートな文体に驚きました。作品は、1991年が舞台となっていますが、現在時点はでてきません。作者の実年齢に合わせた設定?
主人公は斜視の男の子。暴力を伴う苛めを受けている。同じく苛めを受けている女子・コジマから手紙がきて…。
一人称で物語は展開していくため、主人公の受けた暴力、想像する未来が重く読み手に伝わります。この世界観を象徴するのが、苛める側百瀬と苛めを受ける側コジメのセリフ。どちらも極論ですが、これは子どもが導き出すものではなく、この現実世界の問題とも繋がっているように思えました。主人公はその間でなにを選ぶのでしょうか。
私が思うキーマンがふたり。それは大人なんですよね。それが社会、世界と繋がってんのかなあ…。
余韻を残す作品です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする