残月 (ハルキ文庫 た 19-10) | |
クリエーター情報なし | |
角川春樹事務所 |
おととしのトークショウで高田先生が「一番先に幸せになるのは○○さん」と予告ホームランをされていた回がやっと!この前回の辛い、辛い、辛い出来事を乗り越えての春の芽吹きを感じた最新刊でした。
あ、ネタバレするかも。お気をつけあそばせ。
今まで流れの中で最善を尽くしていた澪。
大きな哀しみを経て、澪は啖呵を切れるほどに強くなり、
しがらみの中で誰かのために生きようとしていたものがやがて…、
そんな転換期にある作品でした。
大きな喜びもある一方で、物語の終わりを感じてちょっぴり、いえかなり切なくなっているワタクシです。
過去の高田先生について書いたブログはこちら
久しぶりの刊行だったので、忘れているエピソードが。
しばらく読み直そうと思います。