三月の南座歌舞伎は若手中心の会でチケットも安く、上演時間も短い。
わたしは初日の15時半の部へ(終演は18時15分、早い。新幹線に乗って帰るという方もいていたので遠征にもよいのでしょう)。
劇場に入るときにシークレットのなにかをもらって開けると演者のしおり。わたしは米吉さんが。米吉さんと壱太郎さんと拓太夫さんが目当てだったのでうれしい。
まずは米吉さんによるご挨拶から。歌舞伎を身近に感じてもらうようにと客席から解説。近すぎるぞ。
伊勢音頭恋寝刃は、文楽と比較すると猿弥さんが遊女ででているというのが…。笑いあり。死ぬときまで笑いが起こってた。
壱太郎さんは先月も思ったけど何をやらせてもできるひとだなあ。
そして、最後は壱太郎さん見せ場の5役早変わり。筋はあってないようなもん。義太夫、小唄、長唄でてくる。五役のうち着ぐるみが入っているのはどうなんと思ったら、脱皮していたよ。すごい。初日だったからかちょっと見えた(なにとは言わん)のはお得だったのかも。
いや~、歌舞伎って、若いっていいですね。
- 〈乍憚手引き口上〉
- 伊勢音頭恋寝刃油屋店先
奥庭 - 於染久松色讀販
お染の五役
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