タルトコさんてロシア人みたいな名前ですよねえ。
まあ、そんなことはどうでもよくて。
ちょっと前に読んだ本。
古物(ふるもの)。誰かが使っていた物って、私はやっぱりなにかあると思う。いや、そんないわくめいたものとかではなくて、たいそうなものでもなくて。人が生きていくとそれに伴って<想い>が生まれ、消えてもどこかには蓄積されているんだと思います。形としては物だけど、少しでも関わるとやっぱりそこには<何か>が。
古物商の中野商店を舞台にしたおハナシ。主人公はそこで働くヒトミ。出てくる人たちは、普通の価値観でいうと少しクセのある人たち、でもなんとかく共感するのです。
以前、ある友人に「そうなんでもぽんぽんと決めれるもんでもないよね」と言葉を貰いました。件の友人はその後、ぽんぽんなのかぽんなのかひとつの方向を決めましたが、私はいまだそこまで至らずですわ。なんかそんなことを薄らぼんやり思い出しました。
こちらは掌編小説。早読みのくせがついちゃうと早く読み終わって味もへったくれもないので、続けて読むのは、三編と決めて読んでいます。ゆっくり噛みくだしながら。いっぱいいろんな話があるのですが、一人称なので一瞬ホンマの話かと思ってしまう私の純粋さ。長編は空気を、掌編は、ことばを感じます。
まあ、そんなことはどうでもよくて。
ちょっと前に読んだ本。
古物(ふるもの)。誰かが使っていた物って、私はやっぱりなにかあると思う。いや、そんないわくめいたものとかではなくて、たいそうなものでもなくて。人が生きていくとそれに伴って<想い>が生まれ、消えてもどこかには蓄積されているんだと思います。形としては物だけど、少しでも関わるとやっぱりそこには<何か>が。
古物商の中野商店を舞台にしたおハナシ。主人公はそこで働くヒトミ。出てくる人たちは、普通の価値観でいうと少しクセのある人たち、でもなんとかく共感するのです。
以前、ある友人に「そうなんでもぽんぽんと決めれるもんでもないよね」と言葉を貰いました。件の友人はその後、ぽんぽんなのかぽんなのかひとつの方向を決めましたが、私はいまだそこまで至らずですわ。なんかそんなことを薄らぼんやり思い出しました。
古道具 中野商店 (新潮文庫)川上 弘美新潮社このアイテムの詳細を見る |
こちらは掌編小説。早読みのくせがついちゃうと早く読み終わって味もへったくれもないので、続けて読むのは、三編と決めて読んでいます。ゆっくり噛みくだしながら。いっぱいいろんな話があるのですが、一人称なので一瞬ホンマの話かと思ってしまう私の純粋さ。長編は空気を、掌編は、ことばを感じます。
ハヅキさんのこと (講談社文庫)川上 弘美講談社このアイテムの詳細を見る |
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