心霊写真

…ではなく、標識のなれの果て。
ちなみにこの標識が立ってる小道も荒れ果てて、とてもじゃないけど通れません。

お酢！

先月、漬け込んだお酢はこんないい色になりました～。
まだ父は飲まないようですが。いつまで漬け込む気だろう…。
夏場はお酢を飲むとさっぱりしますからね。うん、我ながら良いプレゼントだっ。

村木嵐『マルガリータ』

天正遣欧使節としてローマに派遣された四人の少年たち。その後の人生を描く。松本清張賞受賞作品。

資料などに基づいた史実からフィクションとして人物を立ち上げた歴史小説で、天正遣欧使節の四人のうち、ただひとり棄教した千々岩ミゲルとその妻・珠の視点から書かれています。物語はその珠の会話という手法をとった独白ではじまりと終わりがあり、この珠を主軸にしているところにドラマとしての広がりがあります。史実では、＜棄教した＞とだけですが、その背景を重層的に描き苦悩するミゲルの内面は最後まで主にゆだねられていたというフィクションの真実。そして、普通の人間である珠のまっすぐさに胸を打たれます。
当時、殉教をよしとしてこぞって殉教を行ったという歴史に反したミゲルたちの誓い。
そして、表題の＜マルガリータ＞とは…。

マルガリータ 村木 嵐 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る

史実としてのミゲルの晩年はどうもはっきりしていないようですが、近年その墓が見つかったというのをネットで拾いました。と、なるとこことこことここがフィクションで…。うーん、これだけ話を事実から膨らませるのってすごい。さすが、プロ。

引き寄せる

遠藤周作『沈黙』『女の一生～一部』を読んで、キリシタンの殉教について興味を持ち、山本博文『殉教　日本人は何を信仰したか』を読みました。
資料から当時の日本で何故殉教者が大量に出たのか、を読み解きます。なかでも『沈黙』についても、物語としてのフィクション的な部分を指摘していて興味深いです。踏み絵などの棄教について役人自ら形だけでいいのだから、と諭してもキリシタンたちは殉教を（しかも、凄惨な…）を選ぶのが現代を生きる私には馴染みません。生きぬけることこそ、大切なのではと思うのですが。遠藤作品はそういった意味でも私を惹きつけます。
大名が庶民が自ずから殉教の道を選び、それでも尚、日本に密入国しようとする南蛮人の司祭たち。その何故？に『殉教』は迫ります。
カラー写真のページにザビエルさんのミイラ化した片手が写ってます～。ひゃ。これがこの時代のカトリックの信仰のひとつなのです。でも、ひゃ。豆知識ですが、教科書などで有名なフランシスコ・ザビエル画は大阪茨木の隠れキリシタンの屋敷から近代に発見されたのですよ。現物はもうありませんが、キリシタン遺跡資料館というのがあるので興味があるかたはぜひ（キリシタンが隠れられるような山奥です）。
さて、この本を読み終わったので、ちろりさんの旦那さん・豊蝶さんのいとこさんが文学賞を取ったという作品を買いに行ってびっくり。まさかのキリシタンもの！
“引き寄せ”って、あるんだなあ～。てな訳で次回更新はその村木嵐さんの『マルガリータ』の感想文をアップの予定。

殉教　日本人は何を信仰したか (光文社新書) 山本博文 光文社 このアイテムの詳細を見る

風景＠写真

よお、降りますねえ。
写真は雨があがった一瞬の夕刻。

どうしたことでしょう…

新品の靴下。一日履いたら両足、穴開いた…。

どうしたことでしょう…。

駅前ビルでランチ～♪

韓国料理　まる
早退した金曜と土曜のランチタイムに駅前ビルをさまよいました。
金曜は13時過ぎでどのお店もすいていたし、食べたいものもなかったので適当なところに入りましたが、土曜は行列のできているお店もあって。そんなんなら、金曜はそういうとこに入ればよかった。
さて、同行のkaoさんに行列ができるイタリアンがあるらしいよ、とメールしたにも関わらず行列に恐れおののき、空いていた韓国料理でサムゲタン定食を汗をかきかき食べました（880円也）。
駅前ビルは韓国料理やインド料理なんかも多くて多国籍です。
その後、ブリーゼ×２でお茶をして、実に4時間近く喋り続けたのでした。

漢方生活

そんなわけで漢方薬局に行った私。※病院ではないです。
もちろん、気になることはあったのですが病院にいくほどじゃないなあと思っていたので、そのあたりを中心に。問診なので、他に気になるところ（コレステロールとか）とかも担当さんとじっくり話せました。血圧、血流を測って、待ってました＜舌診＞！
私の舌からの診断＞胃腸が弱っている。自覚はそないにないのですが、自覚がないほうが怖い。それに早食いは胃に負担をかけてるだろうし（分かっちゃいるけど、治せない…）。
最終的には腎＜水＞が弱っているので、それを補う薬が処方されることに。

で、気になるのは金額です。
いちばん効く＜煎じ薬＞は一月分20000円。…躊躇する私
粉末の薬なら約半額。煎じ薬は苦いらしいし…。
じゃ、粉末で。
煎じたのを二日に分けて飲んでもいいらしいので、慣れたらそれにするかもしれません。
漢方はゆっくり効くものならので体質が変わるのに、約半年。
勉強しながら、漢方生活も楽しんでいきたいものです。
禁・三日坊主。。。

涼しい…

写真はあるお店のびっくりサイズなタバスコ！

このところ、夜が涼しいです。いっとき蒸し暑いときがあったんですけど。
実は昨年は熱帯夜を感じなかったんですよね～。
田舎暮らしはこういうところが快適です。

さて、明日は漢方薬局に行った話をアップします。

漢方と占い

さて、午後休をとって漢方学校に行ってきましたよ。
今回は「漢方と九星術」というテーマです。陰陽五行の理論から漢方の診断とか、九星術の話とか。九星術は生年で診断するので、なら同じ年の生まれはみんなおんなじなのか？という個人的な疑問もありますが、木火土金水（もっかどごんすい）の関係にはなるほど～、と思いました。
で、私の場合は九紫火星なので「火」になるわけです。
でも、四柱推命なら「水」なんですけどね。
質問ないですか？と言われて、九星術と四柱推命をごっちゃにしたとんちんかんな質問をしちゃった私。「時間あるから、誰か舌を見てほしい人いますか？」＜舌診＞に手を上げることができませんでした。ナイーブだから、私。でも、診てもらった人に対するアドバイスを聞いているうちに私も診てほしくなったので、学校の本業である漢方薬局に走っていったのでした。

本の虫

本屋で集英社文庫を買ったら「本の虫」というストラップをくれました。実・本の虫継続中。
夏になると景品つきの販売商法が増えます。先日もモスでカレーバーガーなるものを頼むとチョロＱをくれました。断るといいのに、ナゼか貰ってしまう貧乏人根性。
ストラップとかチョロＱとか…どうしよう。

びびりんちょ？

夜、家の前で狐が大騒ぎ。
みなさん、狐はこーんとなくと思ってませんか？

正解＞狐はぎゃーとなきます。

ぎゃーぎゃーという狐の喚き声にのらっちは「なんやろか」と覗きこんだものの、しばらくすると走り去りました。
何か分からなくてびびったのか？？
猫であろうが犬であろうが威嚇するのになあ。

くくる

10年くらい夏場はまとめ髪だったので、ショートカットがこんなに暑いとは！
襟足だけじゃなくトップなんかも髪と髪の間に温かい空気と汗の湿気がこもり…耐えがたし。
てな訳で、自家カット（セルフカット）の挙句、ちょっと伸びてきているので無理からまとめ髪。ピンを10本以上頭にさしてすずめの尻尾みたいにしばってます。
余談ですが、大阪弁では髪をしばることを「くくる」と言います。
これを以前、東北人に囲まれた職場で口にしたら目をシロクロさせて「くくるのは首だよ」と言われました。標準語的表現かと思ってたのに。

うるさい

なにが？

寝る前のお腹の音…。

道頓堀＠落語教室第７３回目

前にも書きましたが、私は音程をとれない、俗に言う音痴なのです。むしろ、絶対不音感。
歌よりも中国語含めて発音が間違えていて、かつ直せないこと多々。
発覚したのが、道頓堀の発音が間違えていたこと。
先生に「それは古い大阪弁ですか？」
先生「いえ、普通のです」

…生まれこの方、間違えてたよ。落語より、普段の生活のために「道頓堀」を直す特訓。