天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

繁昌亭開場7周年記念特別公演~第2回~

2013-09-15 21:48:47 | 落語


【演目】
林家染弥  「看板のピン」
桂春雨   「町内の若い衆」
桂あやめ  「厩火事」
笑福亭仁智 「めざせ甲子園」


素浄瑠璃「伽羅先代萩政岡忠義の段」
桂文枝大夫/笑福亭鶴瓶大夫/桂春之輔大夫/桂きん枝大夫/桂春雨大夫/林家染二大夫/林家染雀大夫/桂吉坊大夫
口上/桂米左
三味線/鶴澤寛輔
(指導/豊竹咲大夫 構成/小佐田定雄)

仲入
笑福亭福笑 「宿屋ばばあ」
桂小枝   「次の御用日」
桂福団治  「一文笛」

素浄瑠璃をすると知って慌ててチケットおさえました!いろいろ参考になるかと思って。
結果、参考になったようなならなかったような。希望が持てたような持てないような。

さて、2回目の開演時間は2時半。
染弥さんの「看板のピン」は、ちょっとコンパクトでしたがしっかり笑えるあたりに私は短縮版にする技法を盗もうと思いつつ笑ってました。春雨さんのぎょっとする女将さん!
あやめさんの古典は「厩火事」、古典だけどあやめさんフレーバー。「ちゅき(ハート)」と「お・も・て・な・し」に心奪われました。
仁智さんはマクラから爆笑の連続~。浄瑠璃までをテンポのいい4席で。

さて、お楽しみの浄瑠璃。三味線は女流義太夫の先生ですよ!つまり、浄瑠璃のプロ!相努めます大夫は噺家さん!
米左さんが「「寝床」のひどい浄瑠璃が今明らかにされます」と口上。
染二さん、春雨さん、染雀さん、吉坊さん、このあたりは“できる配置”かと思います。
文枝さんはさすが。
さて、問題は春之輔さん、きん枝さんに鶴瓶さん!

爆笑につぐ爆笑。あ、いや、場面は子どもを殺されちゃったり大変なんですが…。
なんと床本まで配られていたのですが、私はみなさんの表情を見逃したくなかったので床本見なかったために(文楽でも歌舞伎でも見たことあるので筋は分かっている)内容は追って、いえ、追う余裕がなかったです。
もういっぺん見たかった…。

文枝師は「これは失敗やった。来年はまた楽しんでいただけるものを」と言うておられましたが、また素浄瑠璃していただきたいです。もしくは人形浄瑠璃を!



中入後は、福笑さんの爆笑新作、小枝さんの夏の噺に福団治さんの人情噺。
時間が押しているのか明けは駆け足な感じで。
福団治さんのマクラで「あ、“一文笛”しはるな」と思っただけでぐっときました。
ゆっくりじっくり聞ける機会の楽しみに~。

そんな訳でお楽しみ満載の特別興行でした。
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塵手水(ちりちょうず)

2013-09-14 21:56:10 | 趣味
蒸し暑いですね!
今日のお稽古でかいた汗は舞踊からか蒸し暑さからか判別つきにくい。

さて、まだ「しのぶ売り」をしています。
この「しのぶ売り」をネットで検索してもCDや歌詞がでてきません。
歌舞伎「法界坊」の一場面らしい。

釣りしのぶを売っているのがお忍びのお姫様で外(花道)をおひきずりの着物でそぞろ歩き、挙句に引き抜きで長襦袢(しかも赤)を見せる始末。※稽古では後見さんがいないのでできない。
売る気あらへん?!

しかも、売り物を放棄して神社にお参り。

その時に

塵手水(ちりちょうず)をします。

な、なんですか?!塵手水って。

手水鉢がないような小さな神社ではそのあたりに浮かんでいる塵を手水代わりにします。

ええっ?!ほ、ほこりを?

今なら、PM2.なんちゃらやらアスベストやらほこりって悪いイメージですが昔は自然のもんやったから聖なるものやったんでしょうか。

先生「勉強せなあかんこと、よぉあるでしょ」と、にっこり。
はは、おっしゃるとおり。
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ネタがつく

2013-09-13 22:04:36 | 落語
昨日のお稽古のこと。
というか前からボツボツ言うてはったんですが、

5人中4人のネタがつくっ!!

似たような設定であったり、
似たようなセリフがあったりすることをネタがつくと言います。

全員おんなじって訳じゃないんですが、微妙に設定やらネタの流れやら三味線の音やら。
並べ方でいける範囲なんですが、意外なネタがつきますねって話題に。

しかし、ネタがつくってハナシで思い出されるのが私の先生のこと。



あるときの発表会、こら村さんが稽古でもずっとやってたくすぐりを出番が早かった先生がやってもーた。

おおおーーーーい。
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今度は手旗信号@落語教室第128回

2013-09-12 23:18:33 | 落語
前回のお稽古の音源(自分の音がずれているので気持ち悪い)を、やっと聞き始めるも、私の頭の中の楽譜はものごっつい薄墨。読めない。
さて、今日のお稽古は義太夫レッスンから本編にもどりました。

先生!私が音を覚えるのはもっと先です!

と、自己申告をいたしましたが新たな難関が現れました。

それは、


三味線の弾き方。


どこまでもホンモノを追求する師匠は、バチとサオの指の位置を指導。
左右違う動きをするこの場面…、

手旗信号みたい…。

こう感想をもらす時点で完成度は推して知るべし。

ああ、今回は難関がたくさんあるネタ選らんじゃった。


稽古前の様子。

うちのクラス、先生含めて6人中、3人がAB型というのは、日本に置いては珍しい集団。
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押しつけじゃがいも

2013-09-10 19:44:06 | 
お中元で会社にじゃがいもが届きました。
全員で分ける分と個人に贈られた分と。

それがときを経て、にょきにょきと芽を生やした姿で発掘されたイエスタデイ!
OH!上司が存在忘れてたYO!
家にもまだ別のとこから贈られたじゃがいもがあるので、持って帰られないとのこと。
社員にお裾分けするにしても、この芽が生えた状態では…嫌がらせかっ!
何個かは会社で茹でて冷凍にして私と同僚の昼ごはんに活用すること決定。

じゃあ、ぜーんぶ芽を取り、皮をむき適当な大きさに切って、みんなに配ろう!
段ボール一箱分を三人で下ごしらえ。
私はピューラーで皮むき担当だったので、コロッケ屋になった気分でした。

というわけで、すぐに調理できるようになった状態のじゃがいもをみなさんに押しつけたので、昨夜はじゃがいも料理を堪能されたようです。

我が家では、今日カレーに使いました。
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樹なつみ『花咲ける青少年特別編4』

2013-09-09 21:43:59 | 
花咲ける青少年 特別編 4 (花とゆめCOMICSスペシャル)
クリエーター情報なし
白泉社


20年くらい前に読んでいた漫画のスピンオフ特別編も4巻目。次巻が最終巻だそうで。えー、もっと続けて~。
さて、実は今あんまり漫画を読んでないんですよ。※昔に比べて。
落語関係の漫画とか昔から好きな人とかを中心に月に1~2冊。
樹なつみ先生のも『デーモン聖典』で、ついていけなくなって卒業したんですが、『花咲ける青少年』と聞くだけで生唾もんで読んでも気分が高揚します。なんでしょーね、これ?若い頃にはまった漫画を読んでいた時のドキドキを思い出しているんでしょうか!
さて、今回は前回からの続きのマハティ第二夫人物語の後半と立人幼少期が絡むファン一族の若者の話。
えらいもんやなあと思ったのが物語の主要人物じゃなかったファンの鼻摘みオヤジとその後継者の息子の名前をちゃんと覚えていたこと。そーとー、この世界が好きだったのね、私。

樹なつみ先生のブログ発見。神戸在住の方なんでどっかですれ違ってるかも。
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秋が近づく

2013-09-08 19:00:32 | 雑記
日が落ちるのが、早くなりました。
もうこうなると残暑が戻ってくるとは思えず。
真夏の服はもういらない。
そして、サンダルも。
サンダル、そう今年の夏は履けなかったヒールのあるサンダル。
履けるようになるかも、と一縷の望みをもって出して来ていたのに、そのまましまうことになるとは。
そろそろ、捻挫して二ヶ月になりましたが、まだ、正座をすると痛みます。
やっかいだ。捻挫や打撲って、案外治るのに時間がかかる。電車に遅れそうだからと、階段を走ってはいけませんよ!←自分に言い聞かせる。
靴も洋服も少しずつ秋モードへ。
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エアー南座

2013-09-07 22:16:54 | 趣味
前回のお稽古のときも書きましたが、今度の課題曲・上方端唄「しのぶ売り」は舞台仕様。

前回は花道から草履を脱いで本舞台に行くという設定のお稽古をしましたが、今回はとうとう後見の人がでてきました。

最初から持っているかご(扇子で代用)が本舞台に上がった途端になくなったので

先生、これは後ろに置いておくんですか?

いえ、後見の人がやってくれます。

いないから! 私たちに後見の人がつくことないですから!

先生「で、ここは、片袖を引き抜くんです。これも後見の人がしてくれます。着物は黒で襦袢は赤」

※稽古は浴衣でしています。

…とうとう衣装までエアー。後見もエアーでしたが。

そんな訳で今日は南座に立つ気持ちで稽古したから汗をかきました。

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すいかをまた買ってしまった…

2013-09-06 23:19:36 | 


私が大好きだったドラマ「すいか」。
木皿泉さんの脚本で、小林聡美主演、キョンキョン特別出演の土曜ドラマでした。
ちょうど東京長期出張中、出張が終われば仕事を辞めることが決まっていて、ふわふわしながらも漠然とした不安もあって。ま、それは今も変わらんけど。
塔が立った信金OLと浮世離れした下宿の話。じんわり胸があたたかくなるドラマでした。
で、このドラマは視聴率が悪かったのに各方面に話題になり、出版されてすぐに買ったシナリオ本は部数かわ少なかったのでプレミアがつく始末。

そのシナリオ本が12年の時を経て文庫化、おまけで10年後が描かれていると知って、購入、即読み。
シナリオとして書かれているので、キャストそのままで頭の中で再生されました。
教授~(泣)
馬場ちゃん、まだ逃げてた!

ふー、一時間ドラマを見たような充足感!!
また、ゆっくりおまけ以外を読もうっと。
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うさぎ再び

2013-09-05 18:20:11 | 雑記
今日、野良うさぎを見かけたあたりを走行していたら、工場現場のガードマンさんに合図を送られました。
どうやら、この前うさぎを追いかけていたのを見られていた模様。

いた!しかも、二羽!!
ちっ、リア充かよっ!!

オレンジの毛並みのと白地にグレイのブチと。
あれ?この前の野生のと間違えた毛並みの子じゃない!!
てことは、三羽はいるのか…?
捕まえられない割に人間を警戒してるとは思えない。多頭飼いしてたところが捨てにきたんでしょうか??
施設の私有地なんで飼わずとも面倒はみているのかも。まるまるとしてたし。

という訳で、捕獲はあきらめ写真に収めるのを目標にします。
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CDを探して三千里

2013-09-04 23:11:23 | 音楽
CDが欲しい!と思って帰り道を検索したらすぐに行けるところにCDショップがありませんでした!
ちょっと先の駅にもなかったCDショップ。もうちょっと先の駅とか駅からだいぶ歩いてところにはあるんですが、CD不遇の時代を如実に感じたのでした。

結局、梅田に出たついでに「あまちゃん歌のアルバム」をやっとの思いで購入。
いろんな曲が入っているようで入っていないので同じ曲をいろんな角度で的にリピートリピートして携帯プレーヤーにも入れておきました。
きょんきょんの曲なんてバリバリアイドルの頃には買ったことなかったのに不思議なもんですね。
ちなみにアイドルで好きだったのは、斉藤由貴でした。
「春子の部屋」に、1986オメガトライブが入ってるのが嬉しい元カルロスファンです。
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藤野可織『爪と目』

2013-09-03 20:27:55 | 
爪と目
クリエーター情報なし
新潮社


ついせんだっての芥川賞受賞作。
短編集です。
受賞作の表題は、父親の愛人(のちの再婚相手)を三歳の娘の視点で描いた作品。二人称だけど神の視点に近くてそれに疑問を持ってしまうと先に進めない。意図的な視点がふわふわとしたその愛人と相まって車酔いのような感覚に。ラストは私もふわふわとしていたのか読み間違えてしまいました。でも、最悪の事態じゃないにしても痛い。
ほんでもってラストのラストが不可解。
ところで、ホラーと評されているようですが、それほどホラーとは感じなかったんですけど(気持ち悪いところはあるけど)、ホラーも書かれているようですね。
ホラーと純文学の境目みたいな感じなのかなあ。
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やらないといけないこと。

2013-09-02 20:41:38 | 落語


前回のお稽古の音源をまだ聞いてませんでした。義太夫集中レッスン。
ひまわり会の前のプレッシャー、後の脱力感による…単にさぼってるだけです。
今日からやっと、ちり杯の6分のことを考えはじめましたが、それより次のお稽古の方が近い。
昼休みに聞いてみることにしました。

…録音を聞くと自分の音がずれているのが分かり気持ち悪い。やっと、先生の言ってることが分かりましたが、できません。あかんやん!
自分の声を聞くと気持ち悪くて勉強にならないから先生の声だけ抜き出して編集しようかな。

他にも慰問やらエッセイの締め切りやら予定がいっぱいの9月です。
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彦八まつり

2013-09-01 23:08:50 | 落語
昨日は素人演芸バトルに出た、れもんさんの応援に。
今日は夕方から友達たちと彦八まつりに行ってきました。

何回かえっらい雨が降っていたようですが夕方からは天気も落ち着きました。
なので、早い時間のプログラムだった住吉踊りも見ることができました。
のぶりんさんが「(踊りながら)笑ってるよ」と言いましたが、違うの!私たちは先生に笑ったらダメって言われてるの!日舞では流派によって違うの!と返答しましたが、先週のあれは不機嫌(な表情)すぎました。
そんな反省もする訳もなくのんきに人様の踊りを拝見していました。

食べたもの>5代目文枝師匠のところの焼きうどん(恒例!来たら絶対食べる)、
      仁智さんのところのたこ焼き

歩いていると花丸さんが。あ、と思ったらすぐに手を(花丸さんから!)出してくださって握手。
「あの…神戸で」と私が言うと「覚えてます。ネタは「初天神」でしたよね。惜しかったんです」とまで言って下さり、もうっ!前からファンやけど、ますます好きになりました!一緒にいた友人たち一同で「ええ人やなあ」と。

わさわさしているしているうちにお目当ての遊方さん&あやめさん&染雀さんのブースでのライブをするよとうことでテントの前に立っていると隣に生喬さん。
「(噺家)タカラヅカ見に行きましたー!!」というと来年の話まで盛り上がり、最後に釣ったからとヨーヨーをくださいました。「ロミオとジュリエット」楽しみにしていますからねー。

さて、恒例のライブはワンドリンク込み1000円。20人ほどの小さなスペースはまさにアングラ。



最初は和物→洋物シャンソンショー。
フランス話の中でネットってすごいな最新技術(?)みたいな話が深く心に残りました…。
シャンソンショーでは機材が諸事情によりなくなり、CDなしでのショーに。
しかし、アカペラでも大盛り上がり。
閉会セレモニーが終わってずいぶん経った頃にこちらも終了。
大雨になるので早く帰ってくださいという本部からの伝言を受けて速やかに帰宅したのでした。


ああ、夏が終わる。


生喬さんにいただいたヨーヨーとのらっち。
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