3月11日に東日本を襲った地震は
大きな被害を広範囲にわたって及ぼし
尚 行方不明の方が沢山いらっしゃいます
この行方不明の方のほとんどが
海からの 津波が原因です
海で 毎週遊ぶ僕としても 心が痛むばかりです
被害にあわれた方もこよなく海を愛され
海の傍に住んでいた方ばかりだと思います
その海が狂ったように人家を洗い流し
この怒りの矛先はどこにも向けられず
いてもたってもいられないと思いますが
どうか 平穏になった海を眺めて
やっぱり海がすきなんだ
と、心から言える日が
一日も早く訪れることを祈って止みません
江ノ島ヨットハーバーでは・・・・・
ハーバーマスターのブログを貼り付けさせていただきます
No.133 「東北地方太平洋沖地震」
2011/03/12 17:17
最初に報告すると、ハーバーは、「この地震に伴う津波による被害は全くありませんでした。」
昨日14:46分に地震発生、49分に「津波注意報」発令、15:30分「津波警報」に切替わり、16:00頃、ハーバーの潮位グラフに大きな変化が見られ、これが第一波と認められます。
16:08分に「大津波警報」が発令、その後17:00分頃、第一波より小さめの第二波が観測されました。グラフのオレンジで表示したのが潮位データーです。第一波の干満の差が250cmを超えてかなり顕著なものですが、実際はジワジワと海面が上がり、ジワジワと下がり、再び上がり下がりを時間をかけて繰り返し、それが徐々に小さくなっていったという感じでした。ちなみに本日は「出艇禁止」でしたが、各地で余震が頻発している異常な状況で,明日も引続き「注意報」が解除されない場合は「出艇禁止」も解除されない可能性が高いと思います。
No.134 ハーバーの今後の現場対応について
2011/03/14 17:05
「津波被災地の救済優先」の状況を踏まえ、当面の間、次の対応を現在検討中です。
クレーンの稼働については、稼働を制限し、緊急を要する場合と特別な理由がある場合に「限定稼働」の実施を検討中です。
出艇については、次の理由により「自粛」または場合によっては「禁止」を検討中です。
一つ目は、各地で地震が頻発し、これに伴う津波の発生が懸念されること。二つ目は、みなさんも深刻化しつつあるガソリン不足に伴い、救助艇の燃料供給までもが困難になり、緊急時に救助活動ができなくなる可能性があることです。また、以上の理由に人道上の観点も含め、県当局と調整し決定する予定です。
No.135 今後のハーバーの対応について(調整結果)
2011/03/19 08:20
とても大きな被害をもたらした「東北関東大震災」から一週間が経過し、現在もなお毎日のように余震が頻発し、いつ関東沖に震源を持つ巨大地震が発生してもおかしくない状況であり、加えて深刻化する救助艇や運営艇を含めた各種燃料不足の問題や計画停電によるクレーンの稼働問題等を踏まえ、県と調整を行ないました。その結果、当面の間は出艇及びクレーンの利用については、「自粛」の形とし、緊急対応及び必要最小限の利用をできる限りお願いすることになりました。ハーバーのミズンマストに「注意及び自粛」の意味を含んだ「黄色の吹流し」を半旗で掲げることによりこれを表現することにしました。
ハーバーを利用される方々にはさまざまな利用形態があると思いますが、ご協力くださるようお願い申し上げます。
No.136 マリーナの被災情報
2011/03/21 16:02
東北関東地方のマリーナの被災情報が一部入ったのでお知らせします。「宮古」「小名浜」「銚子」のマリーナは全壊、「大洗」もほぼ壊滅的状態だそうです。また東京湾の「夢の島」は一部液状化現象でクレーンが使用不能という情報があります。
湘南港についても今後あのような大規模な津波に見舞われたことを想定した場合、被災地の映像でも明らかなように、一番危険な場所は陸と海の境目周辺だというのは言うまでもありません。みなさんはこの境目にいる確率はかなり高く、クルーザーや動力船は特に、その時の自分の位置により、「沖へ逃げる」、「高い場所へ逃げる」、このどちらかの選択をしなければならない状況になることも想定しておく必要があると思います。いずれにしても、我々も地震、津波の情報があった場合、それを可能な限り、また、1分でも早くみなさんに伝え、それぞれが判断して逃げる時間的余裕をできるだけ多くしなければならないと、今更ながら強く感じています。
このように 海の仲間の被災も日々入ってまいります
僕として何が出来るのか?
結局何も出来ないのですが
せめて 心静かに海の仲間とハーバーでおとなしく過ごしております
実は先週も江ノ島に行ったのですが
先週はオートバイで義兄と二台連なって行ったのですが
途中のガソリンスタンドには長蛇の列が出来ておりましたが
そんな列はどこにも見えず
一週間で神奈川県のガソリンスタンドの様子は平穏を取り戻しました
ハーバー内も先週は
元旦よりも少ない人の影しか見ることが出来ませんでしたが
人も多く 春先のよっとの整備をする人
海に出る人
色々です
そんな中 僕のヨットは
カバーを外し
ちょっとした整備
先日切れかかったサイドステーを張替えたりして
海を眺めておりました
江ノ島は一年を通して活気のあるヨットハーバーなのですが
何が違うのか判らないのですが
大学生のヨットマンの中には
被災地の方もいらっしゃるでしょうし
当然 実業団のヨットマンにも
ハーバーマスターと少しお話をして
いつまでも 自粛 とばかり言っても 未来がない
少しづつ せめて 計画停電のない時間だけは
とおっしゃっておられました
と言うわけで 僕も来週からは
元気一杯 セーリングをしようと考えております
大きな被害を広範囲にわたって及ぼし
尚 行方不明の方が沢山いらっしゃいます
この行方不明の方のほとんどが
海からの 津波が原因です
海で 毎週遊ぶ僕としても 心が痛むばかりです
被害にあわれた方もこよなく海を愛され
海の傍に住んでいた方ばかりだと思います
その海が狂ったように人家を洗い流し
この怒りの矛先はどこにも向けられず
いてもたってもいられないと思いますが
どうか 平穏になった海を眺めて
やっぱり海がすきなんだ
と、心から言える日が
一日も早く訪れることを祈って止みません
江ノ島ヨットハーバーでは・・・・・
ハーバーマスターのブログを貼り付けさせていただきます
No.133 「東北地方太平洋沖地震」
2011/03/12 17:17
最初に報告すると、ハーバーは、「この地震に伴う津波による被害は全くありませんでした。」
昨日14:46分に地震発生、49分に「津波注意報」発令、15:30分「津波警報」に切替わり、16:00頃、ハーバーの潮位グラフに大きな変化が見られ、これが第一波と認められます。
16:08分に「大津波警報」が発令、その後17:00分頃、第一波より小さめの第二波が観測されました。グラフのオレンジで表示したのが潮位データーです。第一波の干満の差が250cmを超えてかなり顕著なものですが、実際はジワジワと海面が上がり、ジワジワと下がり、再び上がり下がりを時間をかけて繰り返し、それが徐々に小さくなっていったという感じでした。ちなみに本日は「出艇禁止」でしたが、各地で余震が頻発している異常な状況で,明日も引続き「注意報」が解除されない場合は「出艇禁止」も解除されない可能性が高いと思います。
No.134 ハーバーの今後の現場対応について
2011/03/14 17:05
「津波被災地の救済優先」の状況を踏まえ、当面の間、次の対応を現在検討中です。
クレーンの稼働については、稼働を制限し、緊急を要する場合と特別な理由がある場合に「限定稼働」の実施を検討中です。
出艇については、次の理由により「自粛」または場合によっては「禁止」を検討中です。
一つ目は、各地で地震が頻発し、これに伴う津波の発生が懸念されること。二つ目は、みなさんも深刻化しつつあるガソリン不足に伴い、救助艇の燃料供給までもが困難になり、緊急時に救助活動ができなくなる可能性があることです。また、以上の理由に人道上の観点も含め、県当局と調整し決定する予定です。
No.135 今後のハーバーの対応について(調整結果)
2011/03/19 08:20
とても大きな被害をもたらした「東北関東大震災」から一週間が経過し、現在もなお毎日のように余震が頻発し、いつ関東沖に震源を持つ巨大地震が発生してもおかしくない状況であり、加えて深刻化する救助艇や運営艇を含めた各種燃料不足の問題や計画停電によるクレーンの稼働問題等を踏まえ、県と調整を行ないました。その結果、当面の間は出艇及びクレーンの利用については、「自粛」の形とし、緊急対応及び必要最小限の利用をできる限りお願いすることになりました。ハーバーのミズンマストに「注意及び自粛」の意味を含んだ「黄色の吹流し」を半旗で掲げることによりこれを表現することにしました。
ハーバーを利用される方々にはさまざまな利用形態があると思いますが、ご協力くださるようお願い申し上げます。
No.136 マリーナの被災情報
2011/03/21 16:02
東北関東地方のマリーナの被災情報が一部入ったのでお知らせします。「宮古」「小名浜」「銚子」のマリーナは全壊、「大洗」もほぼ壊滅的状態だそうです。また東京湾の「夢の島」は一部液状化現象でクレーンが使用不能という情報があります。
湘南港についても今後あのような大規模な津波に見舞われたことを想定した場合、被災地の映像でも明らかなように、一番危険な場所は陸と海の境目周辺だというのは言うまでもありません。みなさんはこの境目にいる確率はかなり高く、クルーザーや動力船は特に、その時の自分の位置により、「沖へ逃げる」、「高い場所へ逃げる」、このどちらかの選択をしなければならない状況になることも想定しておく必要があると思います。いずれにしても、我々も地震、津波の情報があった場合、それを可能な限り、また、1分でも早くみなさんに伝え、それぞれが判断して逃げる時間的余裕をできるだけ多くしなければならないと、今更ながら強く感じています。
このように 海の仲間の被災も日々入ってまいります
僕として何が出来るのか?
結局何も出来ないのですが
せめて 心静かに海の仲間とハーバーでおとなしく過ごしております
実は先週も江ノ島に行ったのですが
先週はオートバイで義兄と二台連なって行ったのですが
途中のガソリンスタンドには長蛇の列が出来ておりましたが
そんな列はどこにも見えず
一週間で神奈川県のガソリンスタンドの様子は平穏を取り戻しました
ハーバー内も先週は
元旦よりも少ない人の影しか見ることが出来ませんでしたが
人も多く 春先のよっとの整備をする人
海に出る人
色々です
そんな中 僕のヨットは
カバーを外し
ちょっとした整備
先日切れかかったサイドステーを張替えたりして
海を眺めておりました
江ノ島は一年を通して活気のあるヨットハーバーなのですが
何が違うのか判らないのですが
大学生のヨットマンの中には
被災地の方もいらっしゃるでしょうし
当然 実業団のヨットマンにも
ハーバーマスターと少しお話をして
いつまでも 自粛 とばかり言っても 未来がない
少しづつ せめて 計画停電のない時間だけは
とおっしゃっておられました
と言うわけで 僕も来週からは
元気一杯 セーリングをしようと考えております