好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

聡太君、昨日の段位別予選で2勝

2020-12-04 11:18:31 | 将棋
 昨日行われた第6期叡王戦段位別予選八段戦で、長沼洋八段と聡太君の師匠である杉本昌隆八段に勝利し、本戦まであと1勝となりました。

  [水匠2による解析結果]
先手:長沼洋八段
後手:藤井聡太二冠
戦型:雁木



  [水匠2による解析結果]
先手:藤井聡太二冠
後手:杉本昌隆八段
戦型:四間飛車



 持ち時間が1時間と早指しの対局なので、投了が102手・73手までと短手数ではありましたが、2局ともに序・中盤まで互角で進行し、熱戦で見ごたえがありました。
 終局後に行われたインタビューで、長沼洋八段は奨励会を通して初手合いだったと語っていました。同じ関西所属でもそういうことがあるんですね。

 以前は聡太君の駒の連携が良くてどの駒も働きが良いと評されたものですが、最近は駒がバラバラで纏めにくい陣形だって言われることがあります。
 豊島竜王の陣形も序・中盤でバラバラでも徐々に駒が連携していき勝っていたような気がします。聡太君は豊島竜王に連敗しているのですが、そのあたりに要因があるのでしょうか? 大局観が似ていると言われる二人なので、気になります

 師匠との対局では、師匠が10手目に4二飛と飛車を振ったので、グラフでは中盤まで先手寄りになっていますが、将棋用ソフトは、振り飛車は不利飛車と言われており、飛車を振ったとたんに形勢は下がってしまいます。
 解析結果では疑問手が5%になっていますが、これはソフトが最善手とした手を指さなかったためで、聡太君は最近は手堅く行くために次善手や3番手の手を指すこともあるので、評価が一時的に下がってもハラハラしなくなりました。
 見る将としてはかなりの進歩 ?

 師匠との対局では、どちらが上座に座るかでいろいろな意見が飛び交っていましたが、落ち着くところに落ち着きました
 聡太君は上座を師匠に譲る心づもりだったようですが、師匠が先に入室し下座に鞄を置いて席取りをする、という妙手(最善手かな?)に出て譲り合いの場面は見られませんでした。ちょっと残念
 いつも通りの時間に下座側から入室した聡太君は、下座に師匠の荷物が置かれているのを見て一瞬あれっ?とした顔をしましたが、上座の方へ。師匠の気遣いは充分に通じたことでしょう

 明日は竜王戦の第五局が行われます。羽生さんは7番勝負のうち第2局に勝っただけなので、明日が正念場です。
 是非勝って第6局・7局へと繋げてほしいものです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 軽い運動 | トップ | 書誌学から星空ライブへ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

将棋」カテゴリの最新記事